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24時間卒業式を終えて今思うこと


24時間卒業式を開催したことについて

僕ら、学生イベント団体オーシャンズの大学卒業を記念して盛大に行った「24時間卒業式」から1週間が経とうとしてます。

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この1週間、何も投稿できていなくてすみません。

新型コロナウイルスが猛威を振るうニュースを見ては、
24時間卒業式を実行してよかったのかどうか自分自身に問う日々です。

徹底したウイルス対策は行いましたし、
今のところ新型コロナウイルス感染者がこのイベントによって発生したという報告は全く見受けられていませんが、

それでもこのご時世、
何か迷惑をかけてしまったのではないかと思うと自責の念は全く止まる気配がありません。

24時間卒業式自体は、
新型コロナウイルスの影響により
直前にスタッフの人数が半分になった上に、

開催数時間前に一番中心で動いていたスタッフが体調を崩し参加できなくなりました。

それに加えて新型コロナウイルス感染拡大防止の観点もあり、
直前まで中止にするか本当に迷いました。

しかし、卒業式という性質上、
もうこのタイミングを逃したら、
二度と開催できないということと、

このご時世ということもあり、
キャンセルが大幅にあり
参加者が少数になったことを受けて、

徹底した換気・除菌の元、
予定通り開催させて頂きました。

正直、スタッフの人数不足により、
完璧なものをお届けできたとは言い難いかも知れません。

しかしその分、参加者の皆様が、
いつも以上に協力して頂き、

僕のイベント史上かなり上位に入るほど、
最高のイベントになったと思います。 


とにかく最高だった24時間卒業式

何が最高だったかというと、
各時間の”濃さ”だと思います。

どの企画のどの時間を取っても、
思いっきり脳裏に焼き付くほどの
濃度の高いエンタメをお届けできたのかと思います。 

そして、その濃度の高さが、
この24時間のエンタメの振り幅に繋がった気がします。

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例えば、
1日目の夜はみんなで楽しくヘキサゴンや料理対決をしたかと思えば、
深夜にすずき⭐︎たかやがとんでもない下ネタ企画をぶち込み、

2日目の朝に運動会と枕投げで一致団結しつつも「ボンバーチャンス」という謎ルールではちゃめちゃに暴れたかと思えば、

2日目昼の格付けチェックで超真面目なビジネスのお勉強をし、

2日目夕方の「Candy SONIC」という音楽ライブで大盛り上がりしたかと思えば、

フィナーレの合唱やスピーチ、
そして、影の主催者・御子神さんとその会社の社員、白木の絆で大号泣。

(実は今回のイベントは、オーシャンズメンバーの白木のために、白木には内緒で、社長の御子神さんがきっかけをくれてスタートしたんです)

共に笑い、
共に寝て、
共に食べて、
共に暴れて、
共に泣いた27時間。

まさに僕が追い求めた参加型エンターテイメントを表現しまくれた最高に幸せな時間でした。

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これを実現してくれたのは、
まずは、

人数が半分に減ったのにも関わらず、
それを気にさせない動きをしまくってくれた
オーシャンズのメンバー。

結成して3年になるけどこれほど頼もしかった日はないです。

そして、
やはり、何よりも来てくれたお客さん。

初めましての人もいたけれど、
そのほとんどがいわゆる「遊びまみれファミリー」のみんな。

再会できて嬉しかったし、
やっぱり、本当に家族みたいだなって思いました。

心強かった。

来てくれた一人一人、全員と絆を育めた気がしました。
本当にありがとうございました。

今回新たな挑戦として、MCを放っぽり出して、
駅伝に挑戦しに行ったんだけど、

その挑戦の直前、音楽フェスコーナー「Candy SONIC」で初めて、自分のイベントを俯瞰で見て、みんなの温かさに泣きそうになっちゃった。

※ちなみに駅伝のおかげで未だに右足がクソ痛いです。

最高なみんなと
最高のエンターテイメントを作り上げた27時間。

来てくれたかほさんがその様子をバッチリ写真に納めてくれてたんだけど、

主催者の僕が今掲載すると、
ひょっとしたら来てくれた人が非の目を浴びてしまうかもしれないから、
ブレブレ写真以外、まだ載せないでおきます。

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この事態がある程度収束したら、
堂々と載せさせてください!

(個人的に欲しい人はかほさんがまとめてくれたGoogleドライブのURL送るから言ってください!) 


24時間卒業式を終えて、これからのこと

24時間卒業式が終わって約1週間です。

一緒に作ったオーシャンズのメンバーの大半はもう社会に飛び立っているはずです。

そんな中、僕はと言えば、
駅伝で痛めた右足に湿布を貼りつつ、
新型コロナウイルスの猛威をぼんやりと眺め、

今の僕は何ができるのか?と
ひたすらに打ちひしがれています。

この1週間、
家から全く出ず、何もしない生活を送っていて、
完全に心は落ち込んでいます。

今年の初めにイベント制作の相棒が音信不通になり、

今秋からは、一緒にイベントを作ってきたオーシャンズのみんなが社会へと羽ばたきました。

そして、追い打ちをかけるように、何か動こうにも新型コロナウイルスの影響で何も動けない日々。

イベント制作なんか当面できそうもありません。
コロナの件もそうだけど、そもそも相棒がいなくなってる問題も依然、何も解決できていません。

全てを諦めそうになります。
本当に。

自分の不甲斐なさに怖くなって、珍しく、
SNSを開くことすらできない1週間でした。

今の僕にははっきり言って何もないです。
ただただ漠然と焦りだけがあります。 

でも何とか、
こうして文章を書ける程度に前を向けているのは、

24時間卒業式のフィナーレでのこと。

駅伝でゴールした時、
みんなの顔を見れた嬉しさの記憶が、
「ひとりじゃない」って僕に語りかけてきてくれてるからです。

機材トラブルでフィナーレがちゃんと生配信できなかったので、
その瞬間を含むフィナーレの一部の映像は、
オーシャンズメンバーが近いうちYouTubeかなんかに載せてくれるはず。

この記憶は一生の宝物だ。

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こんな記憶を作れるイベントやエンターテイメント、

そしてそこに集まってくれる人たちが、やっぱり好きだから、

なんか今もこれからも、できる方法がないか?

ない知恵絞って考えます。

ひとりじゃ思いつきそうにないから、
誰か手伝ってくれると嬉しいな。 

今は本当になにもやることがなくて、

何をすればいいのかぼんやり考えるのみです。

正直、辛いけど、何か思いつくまでひたすら考えます。

このまま思いつかなかったらどうしようという恐怖に苛まれつつ。


とにもかくにも24時間卒業式、ありがとう。

めっちゃ幸せでした。
また遊ぼうね。

2020.4.3 水谷駿介


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