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器用さとは勘違いから生まれる自信である。

もうあっちこっちで言ってるので知っている方も多いかもしれませんが、
僕は本当に不器用で、できないことが多いです。

どれくらい多いのかと言うと、

身体を動かしていく殆どの作業が苦手

と言う大胆な括りで語らざるを得ない程なんです。

ただ、イメージしづらいので、
僕がパッと思いつくような不器用スペックを羅列させていくと、、、

・運動神経がなさすぎて、泳げないし、自転車乗れない
・人からの指示を理解する能力が著しく乏しい
・遅刻しないような、時間通り行動ができない
・字が自分でも引くほど汚い
・恐怖感や不安感に異常に弱い

…もうあげだしたら、キリがないです。まじで。

だから、器用な人を羨ましく思わない!
というと嘘になるのですが、

とはいえ、最近は、
できないことが多いのも一つの武器になるんじゃないか?なんて思って、

少しずつ楽しみながら生きています。

器用な人は選択肢がどんどん増えていくけど、
僕みたいな不器用な人は選択肢がどんどん減る。

でもこれって、ある意味、
選択と集中が必然的にできるというか…!

僕でいうと、
イベントってものを8年間まっすぐ続けられてるのは、
不器用で、他に選択肢がないから覚悟を決めざるを得ないってのも理由の一つとしてあります。

なんてったって、スペック的に、
就職してうまくやってける気が1ミリもしない。

人ってのは基本怠ける生き物なので、
そんくらいハードモードで追い込まれてるのは、
ある意味悪いことではないなぁと思うのです。

あと、ハードモードだからこその、やりがい的な意味での「生きがい」は半端ないっす。

ただね、こういう話をする時に、

「とはいえ、やってみなきゃわかんないじゃん!」

とかいう輩が時々出てくるんです。

それは、あくまで器用側の人の意見であって、
僕らは小さな失敗体験を積み重ねて「あ、これは向いてないんだな」ということを気付かされている。

それでいても、「やってみなきゃわかんないじゃん!」っていうのは、

学生時代、美術の成績が悪かった人に対して、
「でも、キリンは描いたことないでしょ?描いたことないじゃん!」って迫るのと同じことです。

確かに、キリンは奇跡的に上手い可能性がありますが、
下手くそなキリンを披露して、
笑い者になって凹むリスクがクソほど大きいので、

期待値的にも、
なんとなくやってみない方がいいことがわかります。

なんてたって、
これまで美術の時間にバカにされてきた不成功体験があるから、
余計にリスクに目が行きます。

そんな人が、そのリスクを乗り越えてまでチャレンジする必要は全くない。

それなら、絵を描かなくて良い人生を歩んだほうが、200000000倍、有意義だ。

「やってみたらいいじゃん!失敗してもリスクはないし」って簡単に言っちゃう人は、
失敗した時の「心」に目をむけたことがない人だと思います。

ただ、一方で、
器用さってのは、逆に、
いろんな成功体験から生まれてるのかなぁなんてとを思ったりします。

成功体験、つまり、自信がついた出来事があるから、どんどん自分が「できる!」と思い込んでいく。

その結果、イメージトレーニングもバッチリだから、本当に「できちゃうこと」が増えちゃう、最強ループに入ってる気がします。

人間がする「勘違い」の力ってめちゃくちゃすごい。

僕は、身体を動かすことに関しては、不器用なので、不成功体験が積りに積もって、
勘違いできる状態では全くないのですが、

2個だけ、我ながら勘違いできる分野があります。

それは、「イベントの企画構成を作ること」と「喋ること」について。

前者の方は、かれこれ八年、まじでいろんなタイプのイベントを作ってきたので、自信が生まれ出すのはなんとなく必然的ですが、

後者の方は、
最近ようやく自信がついてきた感じ。

というのも、もちろんこの数年、
イベントのMCをたくさんさせてもらったんですが、

このコロナウイルス禍で、
zoomを用いて人と会うことが増えて、
さらに自信が増したってのがあります。

zoomは同時に会話ができないので、
五人以上だと、必ず誰かがファリシーテーターをする感じになります。

その役目を担うことがベラボーに増えたので、
しゃべる量が必然的に増えて、

何かをしゃべりで表現したいって思った時に、
躊躇うことがなくなってきました。

ゴールを決めずに喋りだしても、
ある程度結果は残せるだろうという、
勘違いが、
どんどんチャンスを取ってきて、結果を出していく。

これって、器用だと、
成功体験からできることがどんどん増えていく
ってのと同じような感覚なのかな?と思ってます。

だから、企画構成と喋りに関しては、
器用な方だと思うのですが、

そっち側に立ってみて思うのは、

とはいえ勘違いを意図的にするのは無理だということ。

勘違いはあくまで結果から生まれるものだから、
とにかく、得意そうなこと・楽しいことをひたすらやりまくるしかないなぁというのが僕の感想。

だから、自信ない人に対して、「できるって!」と無理に励ますのはなんだか良くないなぁと思います。

あ、ただ、しゃべることに関しては、
経験からじゃないとどうにもならないものも多いのですが、
それらの経験から学んだテクニックや、
プロの人から盗んだ技術的な部分もたくさんあるので、

そろそろ何かにまとめてみようかなぁなんて思ってたりします。

とかく、今の僕は「企画構成を作ること」「喋ること」のこの二つに関しては、
良い感じに勘違いできて楽しめてるので、

勘違いから、
みんなが楽しめるものを作るために、
どんどん挑戦していこうと思ってます。

よろしくお願いしまーす!

その一つがもちろん遊びまみれっす!

是非来てください!

遊びまみれはみんなに自信をつけて輝いてもらう場所にできたら良いなって思います。

自分の面白さや頭の良さに気付いてもらう場所。

そして、それが、勘違いのきっかけになったら良いなぁ。

みんなで、勘違いしまくって、
最終的に嘘みたいに、本当に輝くのが理想。

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