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プランナーとセルフブランディング

ブランディングという言葉をご存知でしょうか?

ある特定の商品やサービスが消費者・顧客によって識別されているとき、その商品やサービスを「ブランド」と呼ぶ
by一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会

ようやくすると
高級バッグを思い浮かべた時にシャネル!
家族でお寿司といったらスシロー!
といった具合に、
消費者がほしい商品を思い浮かべたとき、
イメージできるようになっている状態の事です。

スタイリッシュでかっこいいゲーム=FF
高難易度で世界観にどっぷりひたれるゲーム=ダークソウル
といった具合にゲームでもブランドが確立していると
人からおすすめゲームを聞かれたとき、
ブランドが確立している真っ先に紹介できますよね☺

正直まだまだ勉強中なので、
ブランディングを勉強したい場合、
Google先生で調べてみて下さい💧

ただ、ここ数年間、
ブランディングを個人単位で考える
セルフブランディングといわれるものは勉強しております。
これはこのブランディングの考えを個人に当て嵌め…

この仕事をまかすなら彼だな!
この話を聞きたい時は彼女に聞こう!

という具合に、
個人の希少性を認知してもらい
仕事を任せてもらえる状態を作ることです。

セルフブランディングにも種類があり、
youtuberなどではメディア構築のブランディングでし、
サラリーマンや個人事業主などは、
仕事を振られる側の立場としてのブランディングです。

僕は数年間勉強し実践しているのは
サラリーマンとしてのプランナーが行っているブランディングですので、
本日はそちらに関してシェアさせていただきます。

■ブランディングのメリット
いくつかございますが、
本日はその中でも良かった点を2つシェアいたします。

・やりたい仕事が回ってくる
ゲームプランナーにとってこれほどありがたい状態は無いと思います。
RPGを作りたい、人を笑わせたい、ゲームを広めたい…
人によってやりたいことは違うと思いますが、
RPGを作りたくて入社したのに、
パズルゲームの作成に回されるとちょっと残念ですよね。
だからこそ
「RPGを作るのであれば彼が必要不可欠だ」
というブランディングを確立させる事ができれば、
生涯に渡って好きなコンテンツ作りに集中できるわけです。

・社内での地位を確立できる
誰でもできる仕事と、
Aさんにしかできない特殊な仕事があった場合、
Aさんが会社をやめてしまうと会社は困ってしまうので
会社から優遇されます。

この優遇で天狗になったら問題外ですが、
こうした優遇が自信にも繋がり、
自分はチームや組織に貢献できる!
という強い意志をもって仕事ができるので、
毎日出社することが楽しくなります。

■プランナーのブランディングって?
「何ができる?」と聞かれたとき、
自分の能力を一言で伝えられることができる状態が
プランナーのブランディングだと考えております。

これは新卒や中途の面接でも重要です。
よく「なんでもできます」と答える人がいますが、
言い換えると「誰でもできる仕事しかできない」な訳なので、
採用したい!と思わせる希少性は低くなります。

だからこそ、
自分にしかできない事を伝えることが重要になります。

「RPGのバランス設定が得意で自分でシミュレーターを作ったりもします。前職ではこのスキルを使い3日で大型RPGのバランス調整を行いました。リリースはバランスに関する高評価を1000件近くいただいております」

と言われたら凄くないですか?
少なくともRPGのバランス設定で悩んでいたり、
時間がかかりすぎることを問題にしている会社だったら
すぐ高収入で雇いたくなると思います☺

スペシャリストで
バランス設定などのスキルでアピールをしてもいいですし、
ジェネラリストであれば、
コミュニケーション能力やマネージメントでアピールしてもいいと思います。

「何ができるのか?」
繰り返しとなりますが、
これを一言で言える状態を作ることが
ブランディングとして大切だと考えております。

■ブランディングのやり方
このやり方は無数にあり、
フリーランスの方は専門家からコンサルティングを受けたりもします。

今回は僕がやったやり方を3つご紹介させていただきますが、
もしセルフブランディングに興味があったら
Google先生でいろいろ調べてみて下さい。

その①スタートを思い出す
そもそもなんでプランナーをやっているのか?
なんでプランナーを目指したのかを思い出してみて下さい。
・どんなゲームを作りたかったのか?
・誰に喜んでほしかったのか?
・どんな感動を広めたかったのか?
必ず原点となる切っ掛けがあると思います。

ちなみに僕にとっての原点は、
「ゲーム作っている人って凄い!」です。
その原点があるからこそ、
「クリエイターの支援者」という
ブランディングを得ようとスキルを磨いています。

得たスキルは
このスタートがきっかけで、
なりたい自分があったからこそ得たのだと思います。
ゲームプランナーになりたいと思った直後、
農業の勉強をまっ先に始める人は少ないと思います。
スキルや経験を思い出しながら、
原点となるスタート地点を思い出してみて下さい。

その②自分の強みを明確にする
スタートでなりたい自分を思い出したあと、
以下のカテゴリでスキルを書き出していって下さい
・目指す前のスキル(話すのが好き、盛り上げ上手など)
・目指した後のスキル(Photoshop、動画編集、企画力、プログラム)
・今後得たいスキル(マネージメント、ディレクション)
・人から褒められたスキル(ロジカルな思考、人への優しさ)

特に人から褒められたスキルは重要です。
自分が自覚していないが周りから評価されているスキルは
本人は自覚していないレアスキルの可能性が高いからです。
もし周りに両親や古くからの友だちがいれば、
自分の良い点悪い点を聞いてみてもいいと思います☺

その③将来なりたい自分をイメージする
スタート地点での思いと、
スキルをつなげてみたときの動機を思い出してみて下さい。
例えば将来ディレクションをやりかったはずなのに、
動画編集やプログラムなどの現場スキルは不要なはずですよね?
でも、その過程では「すべての現場スキルを一通り体験する」という動機があったのかもしれません。

この動機が重要で、
「スキルを得た動機」というは
「意識的無意識的に関わらず将来なりたい自分の為の行動」である可能性が高いです。

例えば
「プログラムスキルを勉強した」のは
「直接こだわってゲームを作りたかった」という背景があり、
「自分の考えた物を100%アウトプットしたい」という
とにかく質が高いアウトプットが行える状態が
将来のビジョンなのかもしれません。

■まとめ
堀江貴文さんの著書「多動力」とうのはご存知でしょうか?
スキルを磨き、その業界で100人の一人の能力を得る。
そしてまた別のスキルを磨くことで、
1/100×1/100×1/100=100万人に一人の力が得られる。
という考え方です。
企画×人事×エンジニアで
求人用コンテンツ作りで企業の問題を解決できる人
といった感じですね。

※多動力の解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=BuMA_jz-_Tg&t=1s

ブランディングもこの考えと同じですが、
掛け算で得た結果が、
自分がやりたいことではなかったら本末転倒ですよね💧
だからこそ、
磨ききる前に自分のなりたいビジョンをみつけ、
そこになるためのスキルを磨くことをおすすめします。

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