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プランナーが考えるゲームプレイを学びにする方法

ゲームって面白いですよね笑
開発するのも楽しいですが遊ぶのも楽しいです😁

クリエイターの場合は純粋に遊ぶだけではなく、
ゲームの要素を研究したり、取り入れるべきところを探したり、
遊びながらゲームを研究している人も多いと思います。

今回はゲームプレイ時に僕が意識している点を
3つピックアップさせていただきました!

■だれが遊んでいるのか?を考える
造り手が想定しているターゲットユーザーを
気にしながら遊んでみることを実践しています。
大人と子供、日本人と外国人、ライトユーザーとコアユーザーなどです。

日本じゃあんまり流行っていないゲームでも、
外国では日本の十倍売れているゲームなどもあります。
これは外国向けに作っているんだな~とわかるものもございますが、
バリバリのJRPGのようなタイトルが海外で売れていた時、
一体なぜ彼らがこのゲームを評価しているのか、
海外のレビューサイトなどで研究したりもします。

自分たちが作ったゲームをどうやったら手にとってくれるのか?
そして、どう作ったら彼らが楽しんでくれるのか?
面白いゲームが満ち溢れている今の時代ならば参考資料はいくらでもございます。
それを研究し、自分が作るゲーム作成に活かすことが大事だと思っています😁

■なぜ面白いのか?を分解してみる
ゲームの要素1つ1つを分解し…
・各要素がどのように干渉しあっているのか?
・最終的なゲームサイクルがどこに着地しているのか?
・着地の結果、どのような体験が経験できるのか?
と分析していくとすごく勉強になります。

一切の無駄なく、要素全てが意図したゲーム体験に繋がっていると感じたときは凄まじいゲーム設計をしてるな!と感動を覚えることもあります😁

自然とやらなくなってしまった要素は蛇足的ですし、
逆に何度も何度も行う作業はコアのサイクルに関わっている部分なんだと分析するわけです。

楽しい!と感情のみでゲームを遊ぶだけではなく、
なぜそうなっているのかを意識的に考えて分解することで、
ゲームを無駄なく面白く構築できる能力が上がります。
この能力は自分がゲームを作る際にすごく役に立つので、
遊んだ際は分析もセットで行う事をオススメしています😁

■無意識な部分を気にしてみる!
例えば3D空間における葉っぱの作り込み、
崖から落ちた際のカメラの挙動など
普段は無意識にスルーしている部分を
あえて意識的に確認することでノウハウが増え、
自分が作ったゲームでもその挙動を応用することができます。

そして、何気なく操作しているボタン操作や画面遷移。
スマホからのゲーム通知が来るタイミングなど、
遊んでいる最中に何気なく表示される情報も
実は意図してそのように表示している事が多々ございます。

このように遊びてからすると意識していない部分も
クリエイター側としては意識的に設計している場合がほとんどです。
なのでその部分を意識的に確認することで、
自分がその部分を作成する際、意図を持って内容を設計できると思います。

■まとめ
UXって言葉は聞いたことありますか?
ユーザーエクスペリエンスの略で、つまりユーザー体験という意味ですね。

このUXをデザインするということは、
目標となるゲーム体験から逆算して要素を作り、
無駄なく繋げて収束させることができる。という事です。
つまり、遊んでいる人の感情を導いて上げているわけですね😁
こんなことをされたら、ゲームが面白くならないはずはない!
そう思うくらいUXのデザインって難しくも大切な仕事だと考えており、
プランナーだけではなく全クリエイターが意識してほしい事だと思っております。

実は今回お話させていただいた3つのポイントは
このUXという観点でピックアップさせていただきました。
ゲームを遊んだ際、どういう風に要素と感情が繋がっているのかを意識して分析することがUXをデザインする上で重要だと考えておりますので、
いつも遊ぶゲームも学びとして意識しながら遊んでみるのもいいかもしれませんね♬

サポートは不要です! あなたの学びにご活用下さい☺ いずれ一緒にゲームを作りましょう♬