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クラウドファンディング挑戦中の思い

クラウドファンディング挑戦中の思い


どうも、みずみずです。

クラウドファンディング(以後CF)を始めてから、残り2週間を切りました。

達成率は45%程で、状況は芳しくありません。

今更ですが、僕がCFを始めた理由と実施したが故に産まれた苦悩について、少し書いておこうと思います。

僕が思うに、CFってのは、

「誰かがこっそり抱えてる問題やニーズ、共有したい趣味なんかを、実はこっそり多くの人も同じように思っていて、それをみんなで具現化していくためのツール」

っていう意味では、とても意義深いものであり、これからもっと身近になってくれば、サービスや娯楽の幅もどんどん広がるんだろうな、と感じます。

そして、実際にCFを実行してみると、莫大なCM効果が生じます。
もちろん、CFは世に存在しないものを誰かが率先するから興味の渦を引き起こすものであって、新しいものである必要があると思います。
そのため、プレスリリースなんかと抱き合わせていけば、メディアに取り上げられることも容易になります。

事実、僕なんかのまだ法人でも何でもない個人のイチ若造が、業界内で非常に有名な新聞会社さんから取材を受け、実際に紙面に乗る事にもなりました。その新聞を見てか、また別の新聞会社さんからも取材のお申し出がありました。CFというものは、話題性を産むには非常に近道で、より効果的な戦略であると言えます。

当然、メディアにも取り上げられるたりすると、CFでの効果も絶大なものに、、

という訳ではありません。

ここで、CFの苦悩に入って行くのですが、ここまでの戦略としては当初考えていた構想と予定通りで、絵に書いたものがそのままかたちになっていくことに驚く状況でした。

しかし、
ここで感じるようになってきました。


「CFが出来る人間」と、
「CFが出来ない人間」がいるのかもしれない。

言葉の意味として、
出来るのは、誰だって出来ます。
世に存在しない何かと、簡単なプレゼン内容と収支見込みさえ絵にかければ、多くの確率でCF会社は承認して取り扱ってくれると思います。

どんなCFのネタを考えるかはさておき、
言い方を変えれば、

「達成できる人間」と
「達成できない人間」

に分かれるのかもしれません。


CFは、実施すれば、身近に賛同者は必然と現れます。


「確かにあったらいいよね、
頑張ってね、
CFの内容には自分は関係ないけど、
キミが立ち上がるなら応援しているよ」
周りには、そう思ってくれる方も多いでしょう。

ただ、だからと言ってCFは、
賛同者が簡単に支援(お金)を出してくれる訳ではありません。

直接話をして、
分かったじゃぁ〇〇円受け取ってよ、頑張って!

というシチュエーションなら、
まだ、そこまで複雑な話でもないかもしれません。
周りの方も、そんなに貧困を抱える人ばかりではないはずです。

でも、実際にCFは、
その気持ちを形にするには面倒な「作業」があります。

CF会社のURLにログインをしてもらって、
どんな内容のものかを読んでもらって、
用意したお礼の内容と料金を選んでもらって、
CF会社のユーザIDとかパスワードなんかを登録してもらって、
銀行振込かクレジット決済かを選んでもらって、
それを支払ってもらうという行為まで、

全部を自主的に「ご好意の気持ちだけで全て行ってもらう必要」があります。


簡単に、対象者の前でプレゼンでもして、集金箱を抱えて席を回らせてもらえる環境などあれば、どれだけ楽に気持ちを受け取る事ができるだろうかと何度も思いますが、そんな場面はそうそうありません。


また、多くの方が、応援はして頂けるけれど、自分1人の小銭で、いったい何が変わるものか、との思いも自然に感じてしまうものです。

そこは、選挙などと同じですが、
実際は小さな支援でも、それがひとつの波を起こし、勇気の源となり、積もり積もって達成をしていくもので、1番少額な設定額でも、いざ支援して頂けるそれだけで、本当に有り難いと感じるのです。


しかし、

実際は、そこに果てしなくとも思える作業の壁、気持ちを断念させる壁があります。ここでいう壁とは、実際の支援者が面倒だなと感じるものと、お願いをして面倒なことをしてもらわないといけないと感じる自分自身の壁という2つの障害があるのです。


その壁を乗り越えていくには、
発起人である自分の思いを何度も、支援が頂けそうな方に気持ちをぶつけて、面倒な手続きをしてなおかつ、お金を出して頂かなくてはなりません。


実施前は、私を知る方々が、少額ずつでも出してくれるかもしれない。
そう思っていました。

自意識過剰な思いかもしれませんが、前職では顔も広い方で、仕事の事で自分を頼ってくれる方も多くあり、お礼を言われる事も多くありました。私も、誰かのために仕事を引き受けることは嫌いではありませんでしたし、手助けをしてあげて喜んで貰えればそれでよいと感じる性格もあってか、多くの方々と良い関係を築けていたと思います。
しかし、社内の政権争いの渦に不幸にも飲み込まれてしまったことがきっかけで、もともと、チャレンジしてみたかった計画を発起しようと退職の道を選んだ経緯となりました。
退職時には本当に多くの方から労いの言葉やお礼の言葉をたくさん頂き、多くの方の賛同があれば、CFもすぐに達成できるかもしれない。


との思いは、非常に甘く、
それだけでは、
CFに繋がることはありませんでした。


私の性格上、
私を知る人達に
「お願いです、夢を叶えたいので支援してください!」とは、言えない性格なのです。

既に支援を頂いている方や、
期待してくれている方々からすると、何を弱気なことを吐いているんだ!と思われる事でしょう。
支援して頂いた方の分まで、走り抜けたい、せっかく面倒な手続きと、大事なお金まで出して支援してくれているのです。実現したいという思いは本物です。
CF未達成の場合、支援は無効となり、精算はされない形にはなるのですが、それは自分への言い訳で、弱音の逃げ道。誰も決して達成してくれるなと思いながら支援はして頂いていないはずですし、私の勝手に考えた絵面に、期待の声を多数頂いているのです。これは叶えなければなりません。


ただ、自分の性格上、
人から「お願いされること」には人一倍、助けてあげたい、喜んでもらいたい、と思う反面、

誰かに「お願いをすること」
には、全然慣れていないし、
お願いを、出来ればしたくない、のです。
人に頼むくらいなら自分でしたい、と思いながら今まで生きて来たのです。
そこのスイッチが、難しく、 人に頼り慣れ をしていなかったのが、まさか自分自身のことが、本当に予想出来ていなかった事なのです。


これが、先に述べた、
CF出来る人、(達成出来る人)
と、そうでない方の違いだと思います。


お願い出来ない=無責任

と感じる方もあるでしょう。

でも、お願いされて、
喜んでくれるなんて人は、ほんのひと握りで、また、お願い、っていうのも、実際にお会いして、その人を頼りにすることはなかなか量産できるものではありません。
それは、今までのように広く浅い良好な関係だけでは、本気のお願いとは受け取ってくれず、
一辺倒なお願いをされても、
それが決して自分に向けられた、自分だけを頼っての言葉とは思いはしないのが普通です。
対象者が多いと、
こんな時だけ自分にまでお願いをしてきて、
とか、
自分より仲良い人が沢山いるでしょう?とか、
なんかもう、関わるのが嫌だな。

そんなふうに受け取られる事だって大きくあると思います。


CF実施後、
思いのほか、
SNSで知り合った、僕の前職での仕事ぶりや、僕の人間を知らない方々の多くが、CFで支援して頂いたことが、本当に考えもしないことでした。

それだけ、内容には魅力を感じて頂けたのだと思いますが、
如何せん、私を知る人からの支援が極端に無いのです。

それは、私が知り合い方に、本気で支援頂きたい思いをぶつけられない事の原因が大きいと感じています。


達成しなければ、
今回の構想をどうするか、
もう一度、練り直すか。
他に就職活動をして、業界とは関係の無い仕事でも探そうか。。
借りる予定だったテナント、既にインターネットで宣伝ははストップされており、他の人からの申し出はお断り頂いています。不達成の場合。お断りを入れるのは、どうだろう違約金とか、かかるのかな。

迷いはとても大きな時間を奪い取ります。


長くなったのでこの辺で締めますが、
クラウドファンディングも、
残り2週間。
達成率はまだ、50%も行っていません。

悩み、
弱音、
不安、
なかなか明るくなれる状況ではありません。

100万円なんて無謀なんじゃない?
そんな声もあります。
が、もともとの戦略はCM効果。
達成しなければ世に必要とされていない逆CMの効果が生まれるため、ビジネスとしては成り立たないと考えています。それだけ、諸刃な行為ではあるのですが、世に波を起こすには、これくらいパンチの効いた額でなければ意味がありません。


外では、強がったことを言っています。熱く語ると、自分のプロジェクトに勇気が湧いてくるのです。本音としても、世に必要されているものであり、達成すれば、何かしらの人の役にもなり、時間が掛かりますが、自分も食べていくことが出来るとは思っています。

応援の声や期待しているとの言葉が
本当に有難く、こんなに人から暖かさを貰えるなんて、CFをするまでは感じなかったことかもしれません。

自分も、もっと強くならねばなりません。
もっと、変わらないといけないな。

まだ、戦いの途中。

また書きます。

~みずみず~
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