自分の人生をより幸せなものにするために『転職の魔王様』
読書記録として。
転職エージェントが舞台の小説。
仕事に何を求めるかを再考するきっかけになるかも。
自分自身も数回転職をして、
人事関連職に従事してきた中で、
いろんな理由で人は転職をするけど、
共通するのは“このままここにいても幸せになれない”
と判断した時と思っていた。
この作品にある根底的な考えもそうだと思う。
小さな会社だと部署移動とかでの調整もききにくいけど、
大きな会社でも社内政治がクソだと助け舟なんて出ない。
どうあがいてもここではだめだという時に、
人は転職をするし、その選択はぜんぜんありだと思う。
現代の日本は、「新卒一括・終身雇用万歳」と、
ジョブ型就業よろしく「転職は当然」という
価値観が混在している時代。
日本的な考え方にハレとケという区分があるけど、
「転職」はまだケの方にとらえる人も少なくない。
でも、転職をした人がしっかり幸せになっていけば、
その考え方もきっと変わっていくと思う。
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