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現代子育ての最難関?いかに子どもの〇〇を確保するか

現代の子育てで、これが最難関だと思っていることがあります。

それは「子どもの睡眠時間の確保」です。

結論を先にに言うと「子どもの睡眠時間の確保」と「親の仕事・キャリア」の両立が最難関だと思っています。

小学生の睡眠時間の実態

我が家の第一子、小3のさくらこさん曰く、クラスで大体の男子が夜の10時に寝ているとのこと。たまたま昨日そんな話になりました。
なぜ男子限定?というのはさておき、実態として多いと思います。

共働き家庭で、親が18時まで仕事だとすると、買い物&帰宅が19時、夕食はどれだけ頑張っても19時半、食べ終わって片づけてお風呂が20時半、その間に宿題を見る時間やなんかがはさまり、歯磨きをするのは21時半、就寝は22時。
帰ってきてから3時間で寝かせるところまでやれるのは相当頑張ってます。拍手です。フルタイムで働いていると、物理的に22時は過ぎてしまうと思います。
学校は朝8時には家を出ないといけないので、7時起床。
22時~7時の9時間睡眠というわけです。

子どもに本来必要な睡眠時間

9時間睡眠で毎日元気でいられる子も、もしかしたらいるかもしれません。
渥美正彦先生によると、人間の睡眠は6歳~12歳だと9時間~11時間。
☆こちらの16分頃を参照:https://www.youtube.com/watch?v=5bHC7IOB4Vk

9時間睡眠だと下限ギリギリ、足りない子も多いかと思います。
めっちゃ頑張ってなんとか寝かせてるのに、それでもこういう状況になるのは社会の仕組みの方に問題の焦点を移すべき時代なのだと思います。親は十分頑張っています。

じゃあ、どうするか

子どもの睡眠時間と親の仕事・キャリアのどちらを取るか、という問題に私も直面し、選択を迫られました。

我が家の子どもたちは繊細なところがあって、睡眠時間も長めに必要なタイプのようだということをずっと見て取ってきていました。
今、私は在宅でできる仕事にして、かつ契約を切り替えて自分の労働条件を落とすことで、子どもの睡眠時間を確保するという選択を取っています。キャリアとしては低空ながら持続させつつ、子どもたちの体の成長がおいついてきたら私も上の空域に戻るというプランです。

キャリアや仕事を充実させる側面と、子どもに余裕をもって接することができるという側面と、どちらが大切に感じるかは人によります。どちらをとっても正解だと思っています。
私の場合は子どもに余裕をもって接することができることが、自分自身の心の安定に大切だったので、後者を選びました。

私の、つまり親の心の余裕につながる選択をしたということでもあります。職場で自分を十分に発揮しきれないのはもちろん残念な気持ちもあります。その残念さは私の心に対して、影響をコントロールできる程度だと自分に確認して、今はこの選択を取っています。

子どもの健康の根幹たる睡眠と、親の仕事・キャリアは両立できるようであってほしいですね。どちらかを選ばなくてもいい社会に進んでいきますように。

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