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狂ったように遊んだゲーム(プレイステーション編)

プレイステーションという名前を知らない人はあまりいないだろう。
言わずと知れた、(この世代で)任天堂とセガを倒したソニーのゲーム機だ。
発売したのは1994年の12月。ナムコの人気アーケードゲーム「リッジレーサー」がロンチタイトルであった。

自分で買ってない

プレステが我が家に来たのは1996年くらいの頃、高校3年の時だ。
私は受験を控えていたこともあり、プレステを自分で買っていない。
弟が買ってきたのだ。
彼はどちらかというとストーリーのしっかりしたゲームが好きで、バイオハザードをやりたくて買ったとのこと。

私と弟は部屋が同じだった。
そして私はゲーム用のテレビモニターを持っていた。
私がゲームしていない時は弟がモニターを使い、弟がプレステをしていない時は私が本体を借りるという感じで共生していた記憶がある。

変なゲーム多かったよね

初期から中期のプレステはなんか、オシャレで変なゲームが多かった。
一般人でも楽しいですよ、みたいな。
パラッパとか、IQとか。
CMもあんまりゲーム画面とか出さない雰囲気系が多くて。
私はあのテイスト、変なゲームは割と嫌いじゃなかった。中には遊んでみたらあんまりおもしろくなかった…というものもあったけど。モンスター級の面白ソフトもあったね。

プレステがサターンを倒して覇権とれたのって、ドラクエ7とFF7の功績でしょ!って見方をされがちだけど、参入や開発が容易で、どこの馬の骨だかわからない怪しいお兄ちゃんがマンションで4人でやってる会社みたいなところが作った変なゲームもバンバンリリースしてたおかげで、(まあクソゲーもあったっちゃあったけど)怪作も生まれた。ってところが大きかったんじゃないかな。
スーファミよりソフトの定価も安かった(5800円くらいが多めだった)し。
ソフトいっぱい出たのでかなりいろいろ遊んだけど、思い出深いのは以下のソフト。

どこでもいっしょ

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変なゲームの筆頭
そしてプレステ(PS1)で一番思い出に残っているゲーム。
順位のつけようがないくらい、ブッチギリで一番だ。
就職したばっかで、激烈に忙しくて、急に出会いがなくなって…といった頃に出会ったソフト。
ポケットステーションという特殊なメモリーカードを使わないと遊べないゲームで、他のユーザーと交流することで面白さが飛躍的に向上する。
インターネットも普及したばかりで、アマゾン.co.jpの日本語のネットショップもグーグルの検索もまだなかった頃(だと思う!)。
交流…すなわちオフ会なんてものを初めて経験したゲームでもある。

結論としては、これで知り合った女子と結婚した

そりゃあ一番の思い出にもなろうというものだ。
別記事をまえに書いたので、もし興味があればご覧いただきたい。

パラッパラッパー

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「なあ婆さん。昼間みたあれ、ゲームかのう?」
おじいさん(藤村俊二)が街頭で見たパラッパのことを、寝る前も覚えてておばあさんに質問する。というCMだったような。
リズムゲーム・音楽ゲームって今では巷にあふれてるけど、プレイしたのはこのパラッパラッパーが初だったかもしれない。
もしかしたら史上初の音ゲーかな?
パラッパが出たのが96年12月、ゲーセンでビートマニアの最初のやつが稼働したのが97年12月だそうで、ビーマニより古いということになる。
同じ部活の女子と一緒に遊んだなぁ。なんてことを未だに思い出す。
(そういうエピソードが人生の中であまりに少ないので)

パンツァーバンディット

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いつごろだっけ、97~98年くらい?あんまり知ってる人いないだろうなと思うゲーム。
所謂ベルトスクロールアクション? ただ、Y軸移動という概念が無く、手前・奥の移動はライン移動だった。なので「ガーディアンヒーローズみたいなゲーム」という表現が一番しっくりくると思う。
敵の攻撃をこちらの攻撃で相殺できる点や、エネルギーをためて多段ヒット技をバンバンぶちかましていくのが気持ちよい。
可愛いキャラクターだけどアクションは結構骨があって遊びごたえがあった。

マルチタップに対応していて、対戦プレイは4人でできる。ストーリーモードは2人までだったと思うけど、4人で遊べる対戦ゲームはプレステはあんまりなくて、ちょっと貴重だったんじゃないかな?

制作は今はなきフィルインカフェ。つまるところ「"あすか120%"の、あのガッツンガッツン戦う感じを取り入れた、かわいいキャラのガーヒー」だ。
ゲームを進めると敵のボスキャラが隠しでたくさんプレイヤーとして使えるようになる。強いボスキャラ2名で協力プレイすると収拾つかない感じになる(攻撃のヒット数・コンボ数も爆上がりする)のも面白かった。

続編を匂わせる終わり方をするのに続きが出なかったのが悔やまれる。特に捨て台詞を残して去っていくライバルキャラ。。。
いま値段を検索すると、結構高値が付いていて驚き。

アーマード・コア

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超有名なシリーズなので今更私が語るまでもないかもだけど。
このシリーズ難しいけど、最初のやつは難易度はほどほどで(だったと思う)初代は私が唯一エンディングを見たアーマード・コア作品だ。
ロボットの部品を購入していき、「足はこれで、腕はこれ、武器はこれ」という感じに好みのロボを組み立てて、ボディの色やロゴも自分で決めて、企業間紛争の傭兵となって戦うゲーム。
ジャンプ力があって長く飛べる足パーツは、重い武器を持つことができない。とか、組み合わせにも少しだけ頭を使わないといけなかった。この組み立ての試行錯誤が楽しい。「カッコよくしたい」と、「強くしたい」を両立したい。でも難しい。悩ましい。楽しい。
私は全身ドピンクに塗装した四つ足の蜘蛛のようなロボット作って、ビーム兵器を乱射して遊んだ記憶がある。ロボには名前が付けられるのだけど「ピンクスパイダー」って名前にしてた。そういえば当時hideが亡くなった頃で、よく聴いてたな。
弟もアーマードコアやってて、たまに対戦もした。
彼の愛機は全身ベージュで、足は戦車のようなキャタピラ。腕はなく、肩に銃を直結。自動追尾するミサイルや、照準のアバウトなロケット砲などをアホほど搭載し、スピードを捨てて火力に全振りした「大船ミサイル観音」だった。それはロボじゃなく車輛じゃないのか。

隠しフィーチャーとして(たしか借金を負いまくると)プレイヤーがクライアントの工作員に拉致られて強化人間に改造されてしまう。という要素があった。
強化人間になると、レーダーを搭載してなくてもなぜかレーダーが見れる、敵の位置がわかるようになるのと、あとソードを振ると波動(ビーム的なの)が出るようになって、銃や弾丸が無くてもソード振ってるだけで遠くに攻撃できるようになった。気がする。違ってたらごめん…
あと、プレイヤー名が「強化人間0001」みたいな名前に勝手に変わっちゃうんだっけ。
エンディングまでは普通の人間でプレイしたけど、クリア後にわざと強化人間になって遊んだw

マジカルドロップ3(マジカルドロップFも)

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「ヘンなゲームなら任せとけ!」というキャッチコピーで有名だった?データイースト社の落ちモノ・パズルゲーム。
マジカルドロップは、データイースト作品の中ではヘンではないほうだったと思う!
シリーズ4作(1,2,3,F)、ゲームセンターでは「F」は出ておらず3までかな?
3とFはかなりやりこんだ。
「ぷよぷよ」のように連鎖ができるのだけど、頭を使わなくても素早く操作して素早く消したら連鎖扱いになる。というちょっとユニークなルールがあった。
そのため、パズルをそこまで理解せず、システムを熟知せずとも、比較的短時間で連鎖を作れるようになる。
対戦では力ずくでの大連鎖合戦が繰り広げられ、大変楽しい。
レバーの左右入力を激しくするので、筐体で遊ぶとドガガガガ!と入力音がうるさいのが難点かな? プレステ版は左右移動が滑らかになって(押しっぱなしで移動できるようになった?)さらに遊びやすくなった。
エンドレスモードも爽快感とひらめきが両方あって面白い。手元に置いておきたい一本。私はプレステ版の「F」とアーケード版の「3」の基板を今でも所持し、たまに遊んでいる。

ウィザードリィ・ディンギル

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プレステって言ったらドラクエもFFもテイルズもペルソナもあっただろ、お前はRPGやらなかったのかよ?とお思いかもしれない。
やっていたとも。ウィザードリィをね!
ウィザードリィ・ディンギルは「ウィザードリィ外伝5」に相当するタイトルだという認識。(世間の認識は同じなのかしら)
シナリオ1~5までの旧WIZの系譜であり、まあ日本製なので本家ではないけども…
カドルトとかティルトウェイトとかの呪文名が正式にデフォルトでゲームに実装された最後のウィザードリィ。だったはず。
※移植やアーカイブの作品を除いて

もうね、ウィザードリィは超面白んだって。
何ならファミコン版だって面白いんだから。
前に書いた別記事を置いておくので、知らない人はぜひ知ってほしい。

ディンギルもすっごく面白かった記憶はあって、夜更かしして最後まで…ドラゴンの洞窟に入るくらいまで一気に遊んだのは覚えてる。
ゲームソフトもメモリーカードも今でもまだ持っているのだけど。
シナリオの詳細は結構忘れてしまってるな。もう20年以上前なのか。
データ消してもう一回やろうかな?

攻殻機動隊とFF8

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攻殻機動隊のゲームがPSで出ていたのをご存じだろうか?
私は原作全然知らなくて、友達にゲーム貸してもらって遊んだのだけど、このゲームはかなり楽しかった。ストーリーわからないなりに最後まで遊ぶことができた。

これを遊んでいた当時、私はスクウェアでバイトしていて、FF8の動作チェックを担当してたんだよね。
で、当時スクウェアのオフィス内では、休憩時間にチェック用のプレステを使って持参したゲームを遊んでもOKって決まりがあったの。
なのでスクウェアのオフィスで、休み時間に攻殻機動隊を遊んでいた。
隣の席のバイト君に、「お前休み時間もゲームするのかよw」ってよく笑われた。
たしかに業務中ずーっとゲーム(FF)してて、休憩時間は目を休めることができる時間なのに、こんな目を酷使するタイトルで遊んでたんだな私はw
睡眠時間と通勤以外はFFか攻殻機動隊。今思うと羨ましいな。でももういま同じことするのは、目が痛くて肩も凝っちゃってムリだろうなあ…

ゲームの主人公は「フチコマ」と呼ばれるロボ。画像手前の赤くて丸いやつだ。これを前述したアーマード・コアとか、ガンダムVSとか、バーチャロンとかみたいに縦横無尽に動かして、敵を倒したり、目標ターゲットを時間内に全部壊して回ったり。といったミッションに挑戦するのだ。
他のロボゲーと違うところとしては、フチコマの機動力
足の速さとかはまあ普通なんだけど、スパイダーマンみたいに壁に張り付くことができるんだよね。で、虫みたいに壁に足をつけた状態で上り下りできる(壁を床に見立てて移動できる)の。ビルの壁上って屋上に行くとかが基本操作のみで常にできる感じ。
この「壁移動」を駆使すると、一見するとたどり着けないような場所にもいけたり、回避不能と思えるような攻撃をやり過ごせたりする。

高速に自在に操れるようになると気持ちいいのだが、酔う。急に壁張り付きになってグインと上を向いたり下を向いたり。オエー。
私は古いゲーマーでDOOMでもハーフライフでもメダルオブオナーでもだいぶ酔い、場合によっては吐いてきたが、これも最初のうちはヤバかった。
(カメラ揺れは少ないので)自分で遊んでる分にはそこまでじゃないんだけど。他人がプレイしているところを見るのはお勧めしない。


FFの789やタクティクス、バイオハザードとかドラクエ7も触ってるはずなんだけど。
鉄拳2とか3とかストゼロとか、ギレンの野望とかももすっごいやったろw
それなのに思い出のソフトを並べたら異色なラインナップになってしまったw


次回はPS2かな?でもちょっとタイトルが多すぎて散らかりそうなので
他のにするかも。

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