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狂ったように遊んだゲーム(ファミコン編)

私のゲーマーライフはファミコンから始まったといえる。
私が小学生になったくらいの頃に、ファミコン本体のボタンが四角から丸型になり、スーパーマリオブラザーズが発売した。

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私は丸型になったばかりくらいの頃にファミコンを入手した。
その後いろいろなハードでゲームを遊んだが、ファミコンは”原点”だ。
ハマったゲームはたくさんある。
とくにハマってた遊んだゲームを紹介したい…と思ったんだけど、多すぎて絞れない… 厳選して5つ紹介したい。


マッピー

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大昔のタイトルだけど、なぜかすごく好きなゲーム。
近所の駄菓子屋とかボウリング場にゲーセン版が置いてあったんだよね。
キャラクターがコミカルで、操作が簡単そうで(実際やるとそこまで簡単でもないんだけど)何よりサウンドが軽快で
人がプレイしてる筐体を後ろから眺めながら「めっちゃ楽しそう!」って思ってたんだ。
当時子供だからお金も持ってなかったし怖いお兄さんもいっぱいいたからゲーセンではほとんど遊べなかったんだけど
ファミコン版があるって友達に聞いて、クリスマスプレゼントでもらったんだったかな。
特に新発売ではないタイミングだったけどそんなの関係なくて、超楽しかったな。
ゲーセン版は1コインで1周(16面)クリアできないけどファミコン版はクリアできる!
ゲームボーイアドバンスのファミコンミニ版も、MyArcadeも持っている。
最終的には大人になってアーケード基板を所持するとこまで行ってしまったゲーム。


ドラクエ

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初代ドラクエは革命だったと思う。
「ロールプレイングゲーム」という概念自体が、ファミコン好きの小学生にまだ認知されてなかった頃にドラクエは発売した。
当時、パソコンゲームには大容量で難易度の高いRPGがたくさんあった。けど、パソコンは30万とか40万とかしたので小学生がお年玉で入手できるような代物じゃなく(こちらも参照)、お父さんが道楽者か、または仕事で使うようなご家庭でないと触れることのできない“神器”だった。
そこに彗星のように現れたのがドラゴンクエストだった(なおファミコン初のRPGではない。ハイドライドの方がちょっぴり登場が早かった気がする)
そもそもアクション要素のないゲームなのが珍しい。
そのころ、じっくり思考する・長い時間画面が止まったままのゲームといったら将棋・麻雀・ゴルフなど、お父さんが遊ぶタイプのゲームばかりだった。
ジャンプは? 攻撃は? どうしたら面クリアなの?
私は当時、小学1年生か2年生くらいだった。
戦闘シーンに自分のキャラクターが映っていないのも理解が難しく、死んでもゲームが終わらないのも理解が難しかった。何をすればいいのかも正直判らなかった。
それでも少年ジャンプなどの紹介記事を見て、想像力を膨らませて世界を楽しんだ。
1をリアルタイムでやった時(近所の上級生のお兄さんが貸してくれた)は最後までやれなかった。
2を先にクリアして、1のエンディングを見たのは数年後だったのだけど。
それでも仮想的なファンタジー世界に自分自身のアバターである勇者を放り込んで、自分自身の手で未知の世界を切り開いて冒険・発見をしていく。
…という初めての体験にドキドキしたものだ。
3まではわりと「謎だらけで危険がいっぱいの未知の世界を、自分の手で解き明かす!」という感じのゲームだったように思う。
4くらいからだんだん「物語に沿って次に進んでいくと、続きのシナリオが見れるゲーム」になっていったと感じる。
どっちも面白いとは思うけど、個人的には前者が好みかな。


ファンタジーゾーン

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前述した駄菓子屋に、小遣い握りしめて通えるくらいになった頃に、店の軒先でアーケード版のファンタジーゾーンが稼働したんだ。
面白くてよく遊んだなぁ。
その駄菓子屋では、ファンタジーゾーンはかなり長いこと稼働してた。
基板を入れ替えなかったのはインカムが良かったからなんだろうと思う。自分以外にも遊んでる子供が多かった。
セガのゲームだからファミコンでは発売しないと思ってたのに、アーケード版がデビューして1年後くらいにファミコンで出たんだよね。
セガが出したのか?とおもったらそうじゃなく、サン電子からの発売で。
(この間、上記の駄菓子屋ではずっと稼働してた)
ゲーム内容はちょっと癖のある横スクロールシューティングゲームで、右にも左にも、好きな方にスクロールできる。
敵を倒すとお金が手に入って、ショップで武器を買ってパワーアップする。1UPもショップで買える。
BGMがサンバ系で、グラフィックは宇宙戦闘機みたいな感じじゃなく、パステルカラーで生き物みたいなデザインだった。ちょっとキモカワ系かな?
ゲーセン版は地元の駄菓子屋で数年撤去されない程度に人気が出るくらい面白かった。
ファミコンの性能では完全再現は難しかったのだろうけど、ファミコン版はかなり頑張って再現しようとしてるいい移植だった。
白いカセットが手垢で黒ずむくらい遊んだ。


SDガンダム スクランブルウォーズ

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当時、SDガンダム大好き少年だった私を虜にしたゲーム。
ただ、ガンダムのアニメは少ししか見たことがなく、ガンプラを作れるほどの年齢には達しておらず(当時のガンプラは接着剤と塗装が必要だった)アニメのストーリーにはさほど詳しくなかったんだけどね。
モビルスーツの名前を少し知ってる、カッコイイという認識をしている。という程度だった。
それでも、ガチャポンの景品の「ガン消し(SDガンダムの塩ビ人形)」や「カードダス」がキッズの間でブームになってたんだよね。その勢いでゲームも購入した。
ディスクシステムのゲームだったんだけど本体もクリスマスプレゼントで入手して、もう何度も遊んだね。
マスで区切られたマップ上でユニットを動かして進軍する「ウォー・シミュレーションゲーム(SLG)」だった。これが私にとって初めてのSLGだ。
戦闘シーンが1対1のアクションゲームになってて、うまくなると多少のユニットの性能差をひっくり返せるところが面白かった。

大人になってガンダム全話観た今だったら
「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを教えてやる!」
とか
「小僧、自分の力で勝ったのではないぞ。 そのモビルスーツの性能のおかげだ という事を忘れるな!」
とか言えるのだろうけど。当時はそういうのわかってなかったw

モビルスーツによって有利な地形や不利な地形があるとか、戦艦はバトルをしないで遠くからの射撃ができるとか、初心者向けながらもけっこうしっかりと作られていて、こんなジャンルがあるのか!と感心した。
連邦のMSもジオンのMSもどっちも使えるのも良かった。
ディスクなので読み込みに時間がかかることと、CPUのターンの思考時間がけっこう長いこと、1日1時間のプレイではなかなか決着しないことを除いては、神ゲーだった。


ウィザードリィ

「今でも遊んでるゲーム」の筆頭だと思う。
ファミコン版の1はけっこう深刻なバグがある(防御力が機能してない)のだけど、それでも楽しい。
ウィザードリィの話は長文になるので割愛する。
ここに過去に書いたノートがあるので、ぜひそちらを見てほしい。

めっちゃ面白いよ。13歳以上にお勧めします。とか箱裏に書いてあるのもいい。


ともあれ、我が家のファミコンは(筆者の視力低下と本体老朽化により)5年生くらいの頃に廃棄となり、(眼鏡になった)中3くらいでニューファミコンを買い直すことになる。
FF3とか90年以降のソフトはけっこう後になってから遊んだなぁ。

次回はPCエンジン編にしようと思う。

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