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隠れFP持ち公務員ワーママ、今年中にAFP取得を目指します

公務員という肩書きながら、元金融営業畑出身の私。
実はFP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定2級の資格を持っている。

合格は遥か十数年前だが。


前職時代はその上の資格(FP1級やCFP(Certified Financial Plannerの略))を目指すことはしなかった。
なぜか。そんなものを取得しようものなら営業の最前線から永遠に抜け出せないと思っていたからだ。

営業が嫌で仕方なかった私は、営業以外の部署への希望を出し続けていた。直接的に営業に関係ない資格ばかり取得していたのもそのためだ。

しかし転職した今となっては誰かに自社の金融商品を売ることもない訳で、FP資格に対してそう否定的に捉える必要もないのかなと、最近ようやく思えるようになった。

その一方で、自分の保有資格の中でFPが目を引くことは間違いないのだが、冒頭に書いた通り、十数年以上前に取得したきりということが引っかかっていた。
今月から新NISA制度も始まったが、これに限らず毎年のように何かしらの分野で改正になったり変更になる(だからテキストは最新版を買うよう推奨される)のが、FPの試験勉強あるあるだったと記憶している。
私の知識は、経年劣化で抜け落ちているだけでなく、間違いなく古びている。この状態で、自信を持ってFPの知識があります!とは到底言えない。

今までの私は、前職の経歴のことはむしろ触れないでくれと言わんばかりで、完全スルーを決め込んでいた。

しかし、本当にそれで良いのか?
自分の強みは何だろうかと過去の経験を振り返った時に、前職の営業経験とFPの知識は、やはり切り離せない。
来年度は恐らく異動はないし昇任もない。その場合でも再来年度になれば、間違いなく異動となるだろう。

勉強をやり直すなら今年なのでは?

このような考えに至ったため、今年はAFP(Affiliated Financial Plannerの略)資格取得を目指したいと思う。

AFPとFP2級との違いは継続教育の有無。取得したら永年有効という訳ではなく、AFPは資格更新のために2年おきに単位を取得しなければならない。
ただ、すっかり学習機会が失われてしまい、そもそもの理解度が怪しい今の私にはうってつけである。

前職で実務経験はあり既にFP2級も取得しているので、AFP認定研修技術士課程を修了すれば良い(日本FP協会HPより)

一から学ぶのと、既に下積みがあるのとでは気持ちの持ちようがまるで違う。だからこそ、子育て真っ只中、フルタイムで働いていても、資格に挑戦してみようかなと思えるのだ。
資格で一発逆転したい方を批判する意図はない。ただ、時間に限りがある私が今から学び直しを始めるのなら、活用できるスキルがあるならそれを活用しない手はない、そう思っているだけである。

その上で強調しておくと、私にはFP資格で独立しようという考えは現状全くない。
上位資格であるCFPは全国で2万5000人超しかいないが、AFPともなると16万人超もいる。
私のようにFP2級を取って放ったらかしの人間も少なくないだろうし、AFP単体を見れば、珍しくも何ともない資格なのだ。

全国資格認定者数(日本FP協会HPより)

ただ、公務員×FPという組み合わせが、多少なりとも自分の強みやウリになって、それが今後のキャリア形成に役立てばいい、そのように思っている。
加えて資格取得によって、公務員退職後(今退職は考えてないし、いつになるのかもわからないが)のセカンドキャリアの選択肢を一つでも増やせるのなら、それもまた良いと考えている。

進捗があれば、また記事を通じて報告できればと思う。

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