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01 自然素材で家を作りたい

最初は私の家作りの紹介ということで、私の家作りの変遷をお話していこうと思います。
7回シリーズの予定です、どうぞお付き合いお願いします!




設計を始めた2010年頃、私が最初に取り組んだ家作りは「自然素材の家」でした。

 

流行りの「自然素材の家」

当時の私の自然素材の家作りは、床は木のフローリング、壁はプラスターボードに漆喰、天井も板または漆喰。
目に見える部分に自然素材を使う、白い大壁の木の家でした。

一般的な家と比較すると予算が高くなってしまうので、クロスを併用する事もありました。

加工はプレカット。私は最初の2軒だけプレカットで建てました。
構造の木は極力現す、ボルトや火打ち梁を見せたくなかった。

 

初めて設計した新築の家

乾式大壁のプレカットです。テーブルや照明も作らせて頂きました。


2軒目に設計した新築の家

乾式大壁のプレカット。木製建具も作らせて頂きました。


初めてリフォームした家

鉄骨の工場、減築して中庭を作らせて頂きました。

 

この頃の完成した家は、もうすぐ10年です。
経験のない私に、仕事の依頼を頂き感謝しかありません。
丁寧に暮らして頂いていて、気持ちの良い家たちです。

当時は、自分の良いと思う家を作るというよりは、お施主様の求めている家・みんなが求めている方向の家を目指していました。
そもそもこの頃は、設計をしていた私もお客様と同じように、雑誌に載っているような「みんながやっている家作り」しか出来ないと思っていました。


次回は木組み。手刻みと天然乾燥材。


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