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自粛せず歌をうたってほしい/震災の時に感じたこと

音楽よ鳴りやまないで、という気持ちをつづった雑記です。

2011年3月11日、私は東日本大震災を経験した。
その頃のSNSは自粛警察っぽいムードが漂っていて、被災しなかった(もしくは影響はあったけど無事だった)アーティストが歌をうたうことは非難の対象にされることもあった。

そうして音楽的娯楽がなくなり、音のない静かで緊迫した生活に精神的に疲労していったころ、「歌うことで元気を」というような前向きなパワーでアコースティックライブの生配信をしたアーティストがいた。

私はそのアーティストの特別なファンではなかったけれど、パソコンの前で待機して、その配信をリアルタイムで視聴し、涙し、歌声に心の栄養をもらった。そして彼の名前を今でも忘れずに覚えている。
※その勇気あるアーティストは『川上次郎』さんといいます。記事の最後にリンクあり。

私はあの時の経験があるので、震災で被災しなかった地域の人々や活力がある人々に「自粛しろ」とは言わないし、自分もそういう気持ちで前向きでいたいと思っている。

被災した地域や人々の無事を祈りつつ、自分は落ちこみがちな気持ちに引っ張られることなく、今を整えていきたい。

音楽を鳴らし続けてほしい。
今でも。

▼そうして思い出した別のアーティストの曲:東日本大震災後に世界中で起こっている災害についての想いを綴ったとされる楽曲、ONE OK ROCK の『Be The Light』


▼川上次郎さん公式インスタ

▼主催されているボーカルスクール


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