秒速で書籍化する方法③〜XとYの法則

ラノベ作家の水間ノボルです!
Webから書籍化したい人へ向けて、お役立ち情報を共有します。
今回は、「XとYの法則」についてお知らせします。

・X=自分の得意なジャンルを見つける
・Y=流行を把握する
・X+Y=結果、になる

以下、解説していきます。

Xは、自分の得意なジャンルを見つけることです。
自分が何が得意かをわからないで勝負してる人が割と多いです。
それでは勝負に勝てません。
たとえば、ハイファンなら追放ざまぁとか、スローライフとか、自分が書くのが得意なジャンルを見つけましょう。
得意なお話のパターン、と言ってもいいかもしれません。
自分が得意でポイントを取る自信があるジャンルでないと、ランキングバトルで負けますw
なぜならランキング上位では常にプロ作家、実績豊富な人と戦うことになるため、自分が不得意なもので勝負しても歯が立たないからです。  

Yは、流行の把握です。
なろう、カクヨム、アルファの場合はランキングになります。
ランキングを見て、どんな作品が流行っているのか分析します。
分析の方法は、月間ランキングに上がってる作品を何個か見て、共通の要素を出します。
その共通の要素が流行ってるお話のパターンになり、そのパターンに沿った話を書きます。

ここで大事なのは、X(自分の得意)とY(流行)が合わないことがあることです。
たとえば、自分は追放ざまぁが得意なのに、今は流行っていない、とかです。
自分の得意と流行がズレることはよくあることであり、プロ作家もこのズレに苦しんでいますw
ズレに対応できず、消える人もいます…

結果は、X+Y、つまりX(自分の得意)とY(流行)の足し算で出ます。
XとY、どっちも必要だと言うことですね。 
XとYがズレた場合、新しいXを探します。
XとYがあまりにズレてると、投稿しても読まれなくなります。
継続して結果を出してるプロ作家は、新しい流行に沿った、新しい自分の得意を見つけています。
Yは常に変化するため、生き残るためには新しいYに適応しないといけません。
とは言え、Xがわからないと勝負できないため、新しいXを見つけないといけません。

新しいXを見つける方法は、とりあえず新しいYに沿った作品を書いてみることです。
試してみないとわからないからです。

まとめると、XもYも常に考えて更新する必要があるのです。

あと、Yは人に教えてもらえることはできるが、Xは自分で考えないとわからない、ってことがあります。
Yは、「今、こういうのが流行ってるよ」と人から教えてもらえば知ることができます。
しかし、Xは、「自分が何が得意か?」なので、自分しかわかりません。

Web小説界隈にも「一発屋」の人がいます。
そういう人は、自分の中に根拠がない、つまりXとYについて考えていません。
一発屋の人は、たまたま自分の得意が、たまたまその時の流行とマッチした、だけです。
XとYの偶然の一致ですね。
しかし、その成功は偶然なので、次が続かないのです。

Web小説界隈は、プロ作家の数が年々増えているため、偶然だけで勝っていくこと絶対無理です。

XとYの法則は、自分がヒットを出すための根拠であり、ある程度、継続的に結果を出すために必須です。

今回は以上です。

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