瑞木 夕(みずき ゆう)

pixivで腐向け二次創作小説を書いています。 素敵な画像はフォトギャラリーよりお借り…

瑞木 夕(みずき ゆう)

pixivで腐向け二次創作小説を書いています。 素敵な画像はフォトギャラリーよりお借りしています。

記事一覧

支部って何? 本部があるの?

 二次創作を嗜んでいる方ならすぐに分かるであろう、タイトルの意味。あなたは分かっただろうか。  これは隠語である。  隠語とは「特定の仲間の間だけで通じるように、…

腐向け二次創作の原動力、「二人をくっつけたい」

 さて、2日前にnoteの存在を知ってアカウントを作り、すぐにエッセイもどきを投稿して既に5本目なのであるが、ちょっと気づいたことがある。  自分の投稿した記事の下に…

腐向け二次創作における、喘ぎ声のこだわり

 人の数だけ、喘ぎ声がある。  リアルの話ではない。二次創作の話である。  腐った小説を書く方なら、一度は迷ったことがあるのではないだろうか。  『…』にしょうか…

家族がいようと止められぬ二次創作、そして推しへの愛

 おそらく、私のピクシブのページを見て最初に思われるのは、「この人、作品数多いな」だと思う。  二次創作の小説を書き始めて2年半。登録数は100件を超え、今は120件に…

腐向け二次創作小説における、ローションと洗浄

 四十を過ぎて初めて腐に落ち、二次創作小説を書き始めたわけだが、BLを読み始めて初めて知ったことがある。それは男同士のセックスでは、「ローション」と「行為前の洗浄…

アラフォーで初めて腐に落ち、二次創作を始めた話

 遡ること二年前。私は人生で初めて腐に落ち、そして二次創作をはじめた。もう成人はとうに過ぎ、何なら二周回り、子供もそこそこ大きくなったこの歳からである。かなりの…

支部って何? 本部があるの?

支部って何? 本部があるの?

 二次創作を嗜んでいる方ならすぐに分かるであろう、タイトルの意味。あなたは分かっただろうか。
 これは隠語である。
 隠語とは「特定の仲間の間だけで通じるように、仕立てた語」。
 つまりこれが分かったという、あなた。
 あなたは紛れもなく、お仲間である。

 初めて腐に落ち、二次創作の沼にハマった2年前。当初、私はこの意味が分からなかった。
 この単語を初めて見たのは、ある絵描きさんのX(当時はツ

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腐向け二次創作の原動力、「二人をくっつけたい」

腐向け二次創作の原動力、「二人をくっつけたい」

 さて、2日前にnoteの存在を知ってアカウントを作り、すぐにエッセイもどきを投稿して既に5本目なのであるが、ちょっと気づいたことがある。

 自分の投稿した記事の下に、他の方が投稿された記事が「おすすめ」という形で並んでいるのだが、『ライティング講座に行ってきた』というようなものが散見されるのだ。
 へえ、そんなものがあるのか。とちょっと興味を引かれ、どんな内容なのか見てみたが「素材集め」「読者

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腐向け二次創作における、喘ぎ声のこだわり

腐向け二次創作における、喘ぎ声のこだわり

 人の数だけ、喘ぎ声がある。
 リアルの話ではない。二次創作の話である。
 腐った小説を書く方なら、一度は迷ったことがあるのではないだろうか。
 『…』にしょうか『〜』にしようか、小さい『ッ』はどこに何個入れようかと。

 私は迷った。なんなら、今でも毎回迷っている。喘ぎ声というのは正解がなく、そしてかなり個性が出るのだ。作者の好み、という方が正しいかもしれない。

 こんなことを堂々と言うのもど

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家族がいようと止められぬ二次創作、そして推しへの愛

家族がいようと止められぬ二次創作、そして推しへの愛

 おそらく、私のピクシブのページを見て最初に思われるのは、「この人、作品数多いな」だと思う。
 二次創作の小説を書き始めて2年半。登録数は100件を超え、今は120件に近づいている。もちろんシリーズものもあるし、10万字ぐらいの話を三分割してたりもするので登録数イコール作品数ではない。だが、かなりの数ではある。自分でも狂ったように書き続けていると思う。
 
 こうなってくると、「瑞木さんって書くの

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腐向け二次創作小説における、ローションと洗浄

腐向け二次創作小説における、ローションと洗浄

 四十を過ぎて初めて腐に落ち、二次創作小説を書き始めたわけだが、BLを読み始めて初めて知ったことがある。それは男同士のセックスでは、「ローション」と「行為前の洗浄」が不可欠であるということだ。

 考えてみれば当然である。だが私は今までの人生で、考えたことがなかった。幾つになっても新しい知見というものは胸が躍る。この世の中にはまだ知らないことだらけだ。ワクワクする。

 それはいいとしてローション

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アラフォーで初めて腐に落ち、二次創作を始めた話

アラフォーで初めて腐に落ち、二次創作を始めた話

 遡ること二年前。私は人生で初めて腐に落ち、そして二次創作をはじめた。もう成人はとうに過ぎ、何なら二周回り、子供もそこそこ大きくなったこの歳からである。かなりの遅咲きだ。そもそものきっかけはあの漫画、鬼滅の刃だった。

 社会現象にまでなったこの漫画、我が家でもブームになった。アニメを全て見終えた子供は「コミックスが欲しい」と当然要求する。私も続きが気になり、コミックスを買い揃えた。思えば、ジャン

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