時間削減とかそんな辺りの話だけではなく、もっと自分の付加価値に向き合いたい。~テレワーク記事を読んで~
みなさんこんにちは。
木枯らし1号も吹き、いよいよ秋から冬にかけて季節が流れ始めましたが、そんな中でのトピックとして、台風テレワークの話は触れないわけにはいきません。
何しろ、自分も千葉の成田という土地で直撃され、考えさせられることも多かったので。未来をよくするためにも、広がってほしい思いが強くあります。
東京都の19年7月調査(約2千社が回答)では都内の従業員30人以上の企業の約25%がテレワークを導入し、年々増えている。ただ、「生産性の向上」や「通勤・移動時間の削減」といった導入目的が多く、非常時の事業継続に活用する意識はまだまだ低い。事前に襲来を予測できる台風はテレワーク向きにみえる。ただテレワークを導入済みの企業でも、台風時に社員が利用しやすいような仕組みづくりが求められる。
この記事を読むと、まだまだ、BCPの観点や仕組みづくりはこれから!というのは読み取れますが、7月調査の情報とすると、年度内には一度再調査をしてもらいたいなぁと思ったりもします。
どこまで、仕組みづくりがされているのかとか進み具合は気になるところです。
さらに、テレワーク推進のキャンペーンの報告会が行われたとか!
・23区の通勤者が26万人減少
・期間中は残業時間が45%減少、事務用紙の使用量が38%減少、消費電力も平均で9%減少したという結果
基本的には期間限定だったわけだし、このあたりの数字は効果がありと見えますね。これも促進の一つになれば!と思う反面、生産性向上とか人材登用っていう点では指標なり、効果ってあったりしなかったのかなぁと思いました。
というのも、テレワークや在宅勤務を推奨することによって地域や家庭の中に眠ってしまっているすごい人材も発掘できるようになりやすいし、その分だけ役割分担がしやすくなり、より得意なところに特化した仕事をできるようになるのでは?とも思うのです。
自分ができないところを今までより吐露しやすく、そこを救ってあげやすくなる環境ができてくるとそれで物事は進みやすくなる気もして、そんな取り組みを広げていけるともっと企業それぞれの生産力はアップするのではないかと思います。(賃金や給与的な側面はいったん抜きで。)
そんなオモイで色々と情報を調べていましたが、そもそも生産性向上ってなんだ!?というところに立ち返りまして。。。解像度が粗いと思ったので、こちらの情報を改めて見直してインプット。
物的生産性と付加価値的生産性の違いやフルタイム社員に限定すると日本の1人当たりの年間総労働時間は20年以上「2000時間前後/年」ということでした。
なるほど、1年間休みを差っ引いて200日と考えると、1日10時間労働でと大体4,500円/時間くらい(2015年の日本の労働生産性:4439円/購買力平価換算)ということだから、45,000円/日の付加価値を生み出していることになると計算できます。
しかし、直近では約1,700時間に減っているということで言えば、1日の労働時間が8.5時間でそこに対して4,500円/時間だと、38,250円/日になってしまう。つまり、4,500円/時間を5,300円/時間くらいにしないとその当時レベルにもなれないですね。そんな試算をしていると、何が自分の生産性で付加価値を付けられるポイントでどこが低くなるポイントかを改めて見つめなおさないとそもそも伸びてないことと一緒になってしまいます。
※ちなみに、2017年では47.5$(4,733円/購買力平価換算)だったようです。
上司がこれをやれ!というからとか、お客さんがやれ!というからということで思考停止するのではなく、本当の意味で付加価値を付けて儲けられる仕事をするために見つめなおしたいですね。
個々人が自分自身を経営していかなければならない時代ですから、そういった側面で強み弱みの把握と実践、そのための自分の活かし方を見つける意味でもテレワークという環境を作っていくことは非常に有効ではないかと思う今日この頃です。
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