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翼(詩)

子どもには翼があるから
いつでも自由に飛べるけど
親や社会が籠に入れてしまうから
いつの間にか翼があることに気づかなくなる
使われない翼は退化して
小さくなってしまうから
籠から出しても
もう飛べなくなる
年をとって老人になると
翼は再び大きくなって
最後は天国へ飛んでいく

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