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『7つの習慣』を読んで―9

○「依存状態への反発として、人々は『足かせを捨てる、解放される』『自分を主張する』『自分らしく生きる』ことを求めるわけだが、この反発は実は、もっと根深く、逃れることのできない依存状態の現れでもある。他者の弱さに気持ちを振り回され、あるいは他者や物事が自分の思いどおりにならないからといって被害者意識を持つなど、内的な依存心ではなく、外的な要因に依存しているからだ」

「自分らしく生きたい」というと「自由」を連想するが、岡本太郎はそれを甘えだと言った。確かに今現在、自分らしく生きていないからこそ「自分らしく生きたい」と思うのだから、それは一種の被害者意識なのだろう。
外的なものに依存したがる癖のある私は、「自分らしく生きる」という目標を立てていたが、やはり、自分らしくなるためには自分と闘うしかない。それくらいの気持ちがなければ、自分を変えるための習慣は身につかない。僕にとって第一の目標は自立すること。

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