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土屋隆夫『九十九点の犯罪』読了

「あなたも探偵士になりませんか?」

こんな文句を聞いたら、ミステリー好きは必ず挑戦したくなるでしょう。そんなクイズ形式の短篇推理小説集。

私の場合は7編中5編正解だった。「準二級探偵士」といったところか。

著者が本の中でも言っていたが、クイズ形式のミステリーは書くのが難しい。全員にわかっても駄目だし、誰もわからなくても駄目。短篇なのでどうしても大雑把な解決になってしまった作品もある。

でも、そんな細かいことは言わずに、ただこの本を楽しんで読んでみてください。

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