ニコライ・ルガンスキー(Nikolai Lugansky)のコンサート♪
今日はリスト音楽院グランドホールに
ニコライ・ルガンスキー(Nikolai Lugansky)のコンサートを聴きに伺います♪
曲目は…
Mozart: Symphony No. 25 in G minor, K. 183
Chopin: Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11
19時30分…
コンサートが始まります…✨
「モーツァルト:交響曲第25番 ト短調 K.183 」
冒頭のメロディが臨場感を掻き立てるこの作品は…
10代のモーツァルトが作曲したことから
「小さな」ト短調交響曲と呼ばれます♪
ブダペスト交響楽団のレパートリーの中でも根強い人気を誇る作品の一つだそう…
アンドラーシュ・ケラーが指揮する
華やかなオーケストラの演奏を堪能し…♡
いよいよルガンスキーの
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
です♪
ニコライ・ルガンスキーは…
並外れた才能に恵まれた
当代最高のピアニストの 1 人です♪
1972年旧ソ連のモスクワで生まれ
父は物理学、母は化学の研究者だそう…
5歳からピアノを弾きはじめ…
1979~1990年
モスクワ中央音楽学校で学んだ後…
1995年
モスクワ音楽院に進み
研究科を卒業後
1998年より
セルゲイ・ドレンスキーの助手として教え始め
現在もモスクワ音楽院で教鞭を取っておられるそうです…
1988年
ライプツィヒ国際バッハ・コンクール
1990年
モスクワ・ラフマニノフ・コンクール入賞
1994年には
チャイコフスキー・コンクールで最高位を獲得
と華々しい受賞歴があり♪
“鍵盤の若きプリンス”と呼ばれています…👑
「ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11」は…
1830年…
ショパンが20歳の時に完成されました♪
同じ年に作曲された第2番の方が先に作曲されていたそうです…
私も大好きなこの曲…♪
第1楽章 Allegro maestoso ホ短調 3/4拍子 協奏風ソナタ形式
冒頭のオーケストラのメロディが始まると…
ルガンスキーが最初の1音をどのような音で弾くのだろう…とワクワクします…♡
深みのある美しい音色で始まった
ルガンスキーのショパン…
強靭なテクニック
息をのむような演奏が
会場中を包み込みます…
第2楽章 Romanze, Larghetto ホ長調 4/4拍子
深い芸術性が溢れる
2楽章…
豊かな情緒感と
繊細な表現がとても素晴らしいです…✨
ピアノの美しいアルペジオを背景に
オーケストラの主題が切れ目なく終楽章へと続いて行きます…
第3楽章 Rondo, Vivace ホ長調 2/4拍子
ポーランドの民族舞踊の1つである
「クラコヴィアク」を基にした
華やかなロンド♪
圧巻のクライマックスでは…
華やかな音色と
鮮やかな指さばき…
躍動感のある力強い演奏に
すっかり魅了されました…♡
アンコールの
「幻想即興曲」も
驚異的なテクニックが
本当に素晴らしかったです…✨
ルガンスキーの
ロシアン奏法の澄んだ美しい音色に…
エレーナ・リヒテル先生に
教えていただいた
3年前の
モスクワ音楽院での留学生活を
懐かしく思い出しました…
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