見出し画像

ORSOLYA KORCSOLÁN のコンサート🎻

今晩は
リスト音楽院グランドホールへ…🇭🇺

Orsolya Korcsolán の
ヴァイオリンコンサートを
聴きに伺います🎻



今日の演目は…

Péter Eötvös: a Call

R. Strauss: Sonata for Violin and Piano in E-flat major, Op. 18

Weill: Violin Concerto, Op. 12


2曲目の
シュトラウス 作曲
「ヴァイオリンとピアノのソナタ 変ホ長調」
ピアノパートを
ファルカシュ先生が演奏されます…🎹



Orsolya Korcsolánは
ハンガリーのヴァイオリニスト🎻


12歳の時にリスト音楽院の入学を許可され
「例外的な才能のクラス」というプログラムに登録され
首席で卒業
文学修士の称号を授与されました…

その後…
アメリカ合衆国のジュリアード音楽院で
ドロシー・ディレイ教授に師事し
最後の学生の1人として
イツァーク・パールマンやMasao川崎
と共に研鑽を積まれました…🇺🇸

アメリカでは
コーネリアスVander Star Scholarship AwardドロシーディレイScholarship Award
を獲得🥇

ハンガリーのScholarship
アメリカのJoint財団ハンガリーScholarship
も獲得されておられるそうです🥇



会場は既に
たくさんのお客様で賑わっています♪



いよいよ始まります…✨


Péter Eötvös: a Call

前衛的な作品…
音色の美しさに期待感でいっぱいになります…♡



ファルカシュ先生が登場されます…✨


R. Strauss: Sonata for Violin and Piano in E-flat major, Op. 18 


作曲者の
リヒャルト・ゲオルク・シュトラウス(Richard Georg Strauss)は
後期ロマン派を代表するドイツの作曲家🇩🇪

4歳でピアノを習い始め
6歳の時に作曲を始め…
18歳の時には約140曲の歌曲やピアノ曲を作曲していたそう…

21歳で
父親が勤めていたミュンヘン歌劇場の音楽監督に就任してからは…

交響詩
『ドン・ファン』『死と変容』『ツァラトゥストラはかく語りき』
オペラ
『サロメ』『エレクトラ』
など
前衛的で新しい音楽を追求した作品を生み出したことから…

リヒャルト・ワーグナーや
フランツ・リストの
後継者と言われています…🇩🇪🇭🇺

ウィーンの
ヨハン・シュトラウス一族
(Johann Strauss)との血縁関係は…
ないそうです…💦


「ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18」は…🎻
シュトラウスが
22歳の時の作品(1888年)で
室内楽曲からオーケストラ音学へと移行する
転換期の作品となり…

のちに結婚することになる
ソプラノ歌手パウリーヌ・ド・アーナ と
出会った年に作曲された作品になります…♡


甘く美しいメロディと
ロマンティックな情熱が同時に感じられる曲
特に2楽章は
シュトラウスが別出版を許可したほどの人気だそう…♪




第1楽章 Allegro , ma non troppo


序奏のピアノの和音が
鮮明に会場に響き渡ります…

華々しい春を思わせるような第1主題

柔らかくロマンティックな
ヴァイオリンの旋律が続きます…🎻


跳躍するピアノのキラキラとした音色…✨


再現部からコーダへと移り変わって行く
ヴァイオリンとピアノの
息のあった掛け合いが
素晴らしいです…♪



第2楽章 Improvisation : Andante cantabile


「即興」と題される第2楽章…


落ち着いた温かさのある
ヴァイオリンのメロディに合わせて
ピアノが優しく深みのある伴奏を
奏でます…🎹


どこか天上界を思わせるような
安らぎのある美しい旋律の中に…

時折…
一抹の不安を感じるような
ピアノの3連符からの
葛藤するかようなバイオリンの音色…🌊


嵐のような旋律が止み…
キラキラした
美しいピアノの音色から
再び…
穏やかな曲調になり
静かに終わりを迎えます…🕊️


第3楽章 Finale:  Andante - Allegro

心の深淵を覗き込むような
暗い音色が印象的な
ピアノのアンダンテから…

一気に打って変わるアレグロ…♪

力強いピアノのオクターブが鳴り響き…
ヴァイオリンの勇壮で情熱的なメロディが
駆け上がります…🎻


ヴァイオリンとピアノが
複雑に絡み合う
第3楽章…

共にとても高い演奏技術が要求され
どちらか片方が伴奏に徹するというような場面がほとんど存在しない
この曲からは

ヴァイオリンもピアノも
達者であったシュトラウスが
それまであった「二重奏」の枠を
超えようと試みた思いが
伝わってくるようです…♡


繊細なピアノのアルペジオと
深いバイオリンの響き…♪


一瞬の静けさから
華々しく
劇的に移り行く
躍動感に満ちたフィニッシュを
迎えます…✨



Weill: Violin Concerto, Op. 12

UMZE Chamber Ensemble との
息の合った演奏が見事でした♡



盛大な拍手が
会場を包み込みます…✨



素晴らしい演奏に
すごく感激しました…✨



いつか私も…

先生のように
素敵なアンサンブルが
できるように

なりたいです…♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?