眠れない夜が続いていた私にも希望が見えた!お米生活で体内時計を整える
妊娠前から私は、のび太君並みに、いつでも、どこでも、眠れました。
とくに授乳が始まってからは睡眠が細切れで、まったく寝た気がしませんでした。
日中の頭の中は濁っているように重く、ボーとして、注意力も集中力も判断力も超低空飛行。
首から肩、背中はずっしりと重く、おなかにも力が入りません。
気持ちも不安定で、自分以外の人の言葉や行動を待てない、受け入れられずイライラと攻撃的になるか、無反応かのどちらかでした。
夜間授乳には終わりがあるけれど
それでも、子どもは成長しますし、時間とともに夜間授乳が必要なくなります。
おっぱいナシで寝付いてくれて、朝まで1度も目を覚まさなかった日の達成感と解放感は格別でした。
これでゆっくりと眠れるし、日中のパフォーマンスも高められるとホッとしたのを覚えています。
それでもしばらくは、心配で夜中に目を覚まし、呼吸や体温を確認し、布団をかけなおし、子どもの世話をしていました。
しかし、子どもは穏やかな顔で朝までグッスリ眠っているのに、私は1カ月たっても、2カ月たっても、夜中に3回~4回目を覚まし、一度目が覚めるとなかなか眠りに戻れず、朝起きたときが1日で1番疲れを感じるような日が続いたのです。
さすがにおかしいし、このままじゃ倒れてしまうのではないかと不安にもなりました。
注目したのは体内時計
今までの自分の暮らしを振り返り、体や眠りのメカニズムを考え、出した結論は、体内時計が授乳モードのままで、通常モードに切り替わっていないのではないか、という仮説です。
そこで、体内時計をリセットすべく暮らしの見直しを始めました。
具体的におこなったのは、朝日を浴びるのと、寝る前のストレッチです。
朝日を浴びる
朝日には体内時計を朝モードに切り替える働きがあります。
本当は散歩やウォーキングなど、体を動かせるとより効果的なのですが、当時の私にそんな元氣はなく、玄関先に座り込み15分~20分、本を読みながら過ごしました。
寝る前のストレッチ
ゆっくりと深い呼吸はリラックスをうながし、体を夜モードにしてくれます。
寝かしつけをしつつストレッチをしていたので、子どもがおもしろがって上に乗って遊びだすこともありました。
お互い落ち着いてはいませんが、スキンシップとコミュニケーションはしっかりとれ、リラックスはできました。
その結果、2週間くらいたったころから、中途覚醒は減ってきたのです。
ただ、夜中に目が覚めるとなかなか寝付けないことも多々あり、朝の気分や日中の体調は不安定な状態でした。
睡眠も食事で作られている
そんなときに出会ったのがお米生活です。
お米生活とは、ごはんと具だくさんの味噌汁、おかず一品の一汁一菜をベースに、丁寧によく噛んで食べる食スタイルです。
睡眠の質が改善した、との体験談も少なくありません。
お米生活で睡眠の質が改善する理由はいくつか考えられますが、そのうちの1つは脳に十分なエネルギーが供給できる点。
体内時計のコントロールは脳によるところが大きく、脳機能が低下すると体内時計は乱れやすく、睡眠の質も下がりやすくなります。
脳のエネルギー源である糖質をしっかり確保できるお米生活は、栄養不足でお疲れ気味な脳を元氣にし、睡眠の質の向上にも役立つのです。
お米生活で人生が変わりました
じっさい私も、お米生活を続けるほどに、朝までグッスリ眠れる日が増え、夜中に目が覚めてもすぐに眠りに戻れるようになりました。
目覚ましなしでも気持ちよく目覚められ、フツフツと元氣が湧いてくるのを感じながら1日をスタートできています。
おかげで、夫や子どもとのコミュニケーションが改善し、家での時間の快適度が高まりました。
仕事も家事もスムーズに進むので時間に余裕ができ、1人でカフェに行ったり、まとめて本を読む時間が確保できたりしています。
食事を変えると人生が変わる。
大げさではなく、本気でそう感じています。
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