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疲れやすい人は熱中症になりやすい 脳の集中ケアで夏を乗りきる

元祖お疲れ母ちゃんの私にとって夏は鬼門。

夏バテは当たり前。

うまく熱を排出できずに、ごく軽い熱中症を抱えたまま数週間を過ごしたこともありました。

しかし、ただ無防備に毎年夏を迎えていたわけではありません。

いかにバテないか、熱中症にならないかを研究し、毎年しんどさは軽くなり、今では朝から大盛ごはんをもりもり食べています。

脳のエラーが夏バテと熱中症を引き起こす

そもそも夏バテのもとになる疲労とは、ストレスによって発生した活性酸素が脳に酸化ダメージを与え、自律神経の活性が下がったり、バランスが乱れたりすることで、疲労感が全身に現れる状態です。

いっぽう、熱中症とは脳の体温調節機能のエラーにより、体内に熱がこもっている状態で、めまいや頭痛、けいれん、吐き気などを伴います。

つまり、脳が元氣でタフな状態であれば、疲労も熱中症も防ぎやすくなるということ。

そこで、いつもの暮らしの中で脳を元氣にする行動3本柱をたて行動してきました。

①睡眠

睡眠は脳機能の維持に欠かせません。

睡眠不足の翌日、集中力や思考力が落ち、感情が不安定になった経験をしたことが1度はあるのではないでしょうか。

睡眠の効果を最大限に得るにはまず量の確保を優先します。

さまざまな調査がありますが、7時間前後の睡眠をとると死亡率が低くなるようです。

私の実感としては、アラームなしで目覚められる程度に睡眠時間を確保してから、1日のスケジュールを立てると調子がいいと感じています。

さらに、寝つきの悪さ、中途覚醒、早朝覚醒、浅眠、熟眠感の欠如など睡眠の質が低いと脳の機能も十分に回復しません。

睡眠の質を高めるには環境設定が重要です。

気温を一定に保ち、室内は真っ暗に。

脳は人の声に敏感に反応するので、防音対策もできるといいでしょう。

②食事

飢餓時をのぞいて、脳のエネルギー源は糖質です。

睡眠中も日中と同程度のエネルギーを消費する脳には、24時間継続的に糖質を供給できると機能的に働いてもらえます。

具体的には1日3回の食事で糖質を多く含む食品を摂ること。

とくにお米はパンや麺に比べて消化吸収が緩やかに行われるので、ゆるやかに長時間糖質を供給するのにぴったりの食材です。

③脳腸相関

腸の動きや腸内環境が脳のコンディションに影響することがわかってきています。

例えば、うつ病や認知症の患者には便秘症な人が多いことが知られています。

腸活で食物繊維や発酵食品を積極的に摂っている人は多いでしょう。

しかし、腸の動きを気にしている人は少ないのではないでしょうか。

おなかをさわってみてください。

ぽかぽかと温かければ、血液も十分に巡りぐいぐいと動いてると思われます。

もし、さわってみて冷たければ要注意です。

冷たい食べ物や飲み物を控えると同時に、湯船にしっかり浸かったり、腹巻を使ったりして物理的に温める工夫をしてみてください。


どんなにしんどくても夏は過ぎ、秋が来ます。

けれど、ただ待つのではなく、いかに快適に過ごすかを追求していけると、自分の変化を実感できて、ワクワクできますよ。

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