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生まれる。

こんにちは。今読んでくれているあなた、ありがとう。

先日、友人のSNSの投稿でふと考えたことがある。

その友人が誕生日を迎えたことによる投稿だった。

私と同じ障がいをもつ、彼女。

生まれる前から分かっていたのに、それでも産むという選択をしてくれてありがとう。

そんなことが書かれていた。

彼女とは5つ以上歳が離れているが、その数年の間に医学が進歩していたのだとしたら驚きである。

これまで、あらかじめ分かる障がいの部類ではないと思ってきたが、どうやらそうではなくなっていたらしい。

驚きとともに、ふと私も事前に分かっていたら両親はどんな選択をしただろう、そう思ってしまった。

もちろん、今と同じ選択をしてくれていると信じたいがもしかしたらそうではなかったかもしれないと思うと改めて感謝の気持ちが湧いてきた。が、当然そんな胸の内は明かせていない。

いのちの選別。そんな風に言われる出生前診断。

話題に上がるたび、自分だったらとは考えたことがあるが正直、どこか他人事だと思ってしまっていた。

まさか自分も今とは違う人生、結末になっていたかもしれないと思うと、何とも言えない気分になったと同時に大人として向き合う時期に来たのかもしれない、とも思った。

またね。読んでくれてありがとう。

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