キャリア的視点191 -遊びこそ真剣に。愉しむことの大切さをマイナースポーツに学ぶ-

2020年9月6日 12:03

毎日ブログ　191日目（2020/9/6）

新しい波

皆さんは学生時代の修学旅行の思い出といえば、どんな事が挙げられますか？
良き帰りのバス・新幹線でのワイワイガヤガヤも楽しいです。
奈良・京都なら神社仏閣周りの中、説明も聴かずに友達とコソコソ話をしていた思い出もあります。

実は私はやった機会がなかったのですが、やはり「枕投げ」は修学旅行の思い出の花形でしょう^^
その枕投げがスポーツになりました！

なりました！　と太字で書いていますが、実際には2013年の2月には初回大会が開催されていますので、既に7年の期間が経過しています。知らなかった…

ドッヂボールにも似ていますが、とにかく投げるのは「枕」。しかもいっぱい飛び交うのです。1チーム8人、1セット2分という時間の中で戦うのです。
面白いのは「先生が来たぞ～っ！」の合図。洒落てますよね^^

発祥は日本。静岡県伊東市。
高校生のアイデアを基に、大人たちも一緒になって真剣に作った姿を想像するだけで愉しくなってきます。

元ネタは学生時代の枕投げです。遊びは真剣にやるから面白い！

先の枕投げも含めこの後紹介するスポーツは、Eテレで放送された「実況！決勝戦だけ見てみよう」という番組で紹介されたものも含みます。

まずはカバディ。
以前書いた記事【スキなものはスキ -ヲタク最強説-】でも軽くですが紹介した、インドの国技です。インドでは国技ですが日本では残念ながらまだメジャーではありませんね。

次にパルクール。
その姿はまさに忍者のごとく自在に街を飛び回ります。昔サントリーのCMで女子高生が飛び回るヤツ覚えていませんか？　あれがパルクールです。
観ていると簡単そうですが、決して素人が真似をしてはダメなスポーツです。

更にヘディス。
2006年にドイツの大学生が考案したという、ヘディング卓球です。が、実にハードです。すでに世界大会などもある公式スポーツです。

まだまだありますが、今回紹介する最後はラート。
元々はドイツの子供の遊び道具がヒントらしいのですが、日本では第二次世界大戦中の航空操縦士の三半規管を鍛える訓練としても使われていたとの事。歴史がありますね^^　動画は2019年4月の秋田での世界大会の様子です。

これらのスポーツをマイナーといいましたが、実際にはどんなスポーツも最初はマイナーなのです。ただ（私が）知らないだけ。これから日本でも注目されていくでしょう。

これはスポーツに限らず全ての事に言える話です。知らない以上どうしようもないです。
しかし知ろうとしないのは少し寂しいです。

日本には「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがありますが、何が自分にとっての「利」になるかわからないので、調べた上で「不要」と判断してから忘れるようになると良いですよね。ひょっとしたら新しい発見があるかも知れません。

私も「実況！決勝戦だけ見てみよう」という番組で観たのち、いろいろと調べてみました。
結論は「枕投げはやってみたい」でした^^

パルクールは20代の頃に知っていても無理だったと思います。あの空中感覚と柔軟さは驚きですが、私は痛いのと高いところから落ちる感覚（Free Fall）がダメなんです^^;

余談ですが、話はスポーツではありませんが、日本ではキャリアに関する認知度があまりにも低い。いわばマイナーなのです。

先にも書いたように「知らないもの」に関してはどうしようもないのです。これからちゃんと知っていけたら良いと思います。

ですがキャリアはスポーツと違って、誰にでも大きく関係するものですから早く知るに越したことはありません。

これまで紹介してきたスポーツは、もともとは遊びの延長で、ちょっとした思い付きです。野球やサッカーだって発祥の時点では遊びです。
真剣に遊ぶ中でルールが出来上がり、ルールがあるからこそ公平であり楽しめるようになります。

物事は真剣にやるからこそ面白いと思います。だから資本主義社会の日本では、何かにつけて数字を争う事に真剣になるのかも知れませんね。

仕事の成績をスポーツに見立てることが出来たら、その仕事が楽しくなるかも知れませんよ^^　実際スポーツになれば、万人に共通してわかりやすくするために得点を競いますし。
できれば個人プレーではなくチームプレーが出来ると会社の売上により貢献できるのではないでしょうか。

仕事も遊びの一環と捉えて愉しめる人こそ成長が早いと思いませんか？

「遊びは愉しい」
「楽しいから真剣にやる」
「真剣にやるから熱中する」
「熱中すれば【楽しい】は【愉しい】になる」
「愉しいから更に熱中する」

こんな五段活用が何事にも成功する秘訣だと思いませんか？

最後に伺います。
あなたにとって「熱中できる遊び」って何ですか？

今回、本章で紹介しきれなかったマイナースポーツの動画です。みんな真剣です。これら以外にもいろいろとあると思いますので、ぜひ皆さんでも探してみてください^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？