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キャリア的視点288 -交通事故には気をつけて!-

毎日ブログ 288日目(2020/12/12)

今日の記事はかなり毒を含んでます。毒に当てられない様にご注意くださいん^^;

愛知県の不名誉な記録

私が住んでいるのは、愛知県小牧市です。
そう、あの有名な名古屋市の北、あの有名な愛知県の北部に位置する街です。

東名高速と中央高速、名阪高速のジャンクションなどもあり、高速道路の要所で名古屋から富山まで、日本を横断する国道41号線も通っています。
ここに暮らす市民は電車やバスなどの公共交通機関を利用するよりも、自家用車で移動することが多く、自動車の運用率はかなり高いのです。

何より、名古屋市にほど近い交通の要所です。
もう一度書きますが、「あの有名な愛知県」の一部なのです。

皆さんは愛知県が何で有名かご存じですか?
郷土料理の豊富さでしょうか。坩堝(るつぼ)と言われるほどに豊かな方言の数々でしょうか。
それも間違ってはいないのでしょうが、今回は別の意味で有名なのです。

ちょっと古い資料(最新の資料を見つけられませんでした)ですが、これです。
私が言いたいのが正にこの交通事故死者数の連続記録です。この資料自体は古いのですが、この近年でも大して変わりません。2019年だけは他県に譲りましたが、それ以外は歴年ワーストワンの座を守り続けています。
言うまでもなくこんな不名誉な記録は本当に情けない話です。
これはつまり、県民性、愛知県民の車の運転のひどさ、が現れている結果です。

愛知県の実態①

皆さんこれは何のマークかご存知ですか? 道路の「ある場所」には必ずあるものです。自動車免許を取得しているのなら知っていて当然の、日本中どこにでもあるマークです。

答えは、
「この先に横断歩道あります」
というマークです。
先の写真でも、マークの先に横断歩道がかろうじてですが見えると思います。

そして自動車などで道路を走っていて、横断歩道に歩行者がいた時は、自動車等は「必ず」停まって横断歩行者を優先にしないといけません。できない場合は、加点1点です。もちろん反則金もつきます。
皆さんはちゃんと答えられましたか?

ところが愛知県では停まりません。実感として20台に1台が停まってくれれば良い方かと思います。
数年前、私が息子の手を引いて横断歩道を渡ろうとして、黄色い旗を掲げていたのですが、それでもビュンビュン飛ばして通り過ぎて行きます。徐行すらしません。

私が歩行者を見つけて停車すると、後続車からクラクションを鳴らされたことすらあります。
なるほど、愛知県の交通死亡者記録、全国10年以上連続ワースト1というのは、ちゃんと理由があるんだ、と感じた物です。

愛知県の実態②

先日、名古屋の高速道路を走っていた時のことです。その日は私も急ぎの用事があって高速を利用していたのですが、そんな日に限って事故渋滞が起きていました。

約30分ほどかかって、その渋滞を抜けた後の話です。私の車の後ろからものすごい勢いで一台の車がみるみる迫ってきたのです。
名古屋高速とはいえ最高時速は80kmです。私がその80kmで走っていたのですから、その車の速度は押して測るべしです。要するに確実な速度超過です。

かつ、走行車線と追越車線を行ったり来たり。少しでも隙間ができると車体を差し込んでいくようにどんどん先に進んで行く。私を抜く時もこんな感じでしたし、その先もまさに縫っていくかの様に抜けていくのです。
私は事故に巻き込まれない様にブレーキをかけて距離を開けることしかできませんでした。

どれだけ急いでいたのかは分かりません。
どれだけ運転に自信を持っているのかも分かりません。

ただ、どんな理由があっても、その行為は自分勝手で危険極まりない、の以外の言葉が見つかりません。事故でも起こしたら、取り返しのつかない事になるという想像力が欠如しているとしか見えませんでした。

キャリアの断絶

言うまでもなく人の生命を奪う行為は最悪です。故意だとか故意じゃないとかは関係ありません。ここは結果が全てです。そして「あなた」のキャリアは途絶えます。もちろん被害者のキャリアも途絶えます。

よく妊娠・出産・子育てなどの女性に対して「キャリアの断絶」などと言われるたびに「そうではありませんよ」と言い直してきましたが、犯罪行為は間違いなくキャリアは途絶えます。

事故を起こした相手の生命、未来、キャリア、それらの全てを、勝手に、強引に、一方的に奪うのです。運が良ければ生命を奪うまではしないかも知れませんが、それでも多くの物を奪うことになるのは間違いのない事実です。

自分のキャリアも途絶えます。運が良ければ職を失うまではないかも知れませんが、それでも「将来のキャリア」にとっての巨大な負債になる事は間違いがありません。

つい1ヶ月半前の10月29日、俳優の伊藤健太郎が事故を起こしましたね。それによって彼はキャリアを失いました。過去の芸能界はそれでも復帰しやすい方でしたが、今は異なります。一般社会と同じように元のレールに戻る事は難しいと思います。

「あなた」は自分と、見知らぬ誰かの未来を握って運転しているという認識を忘れてはいけないのです。

愛知県に住む皆さん、まずは自分立ちの状況を確認しましょう。どれだけ恥ずかしい記録を持っているのか。いつまで更新し続けていくつもりですか? 去年たまたまワースト1を免れたからと言って安心している場合ではありません。この最悪の記録の汚名を濯ぐ事ができるのは、私たちの日々の心がけひとつです。
自分のキャリアも他人のキャリアも、こんなくだらない事で断絶させてはいけません。

「安全運転」に込められた想いを、再確認しましょう。

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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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