キャリア的視点324 -はしゃぐ-
毎日ブログ 324日目(2021/1/17)
最近、子供といる時間にあった事を記事にする事が何度かあって、改めて気づいた事があります。
子供は何かにつけて興味を持ち、その度に楽しそうにしているのです。その姿を見て「はしゃぐ」という表現を使っているのです。
が、私自身は子供のように「はしゃぐ」事がなくなったのはいつの頃からなのか、と。それは単に大人になったから、という事なのでしょうか。
私は現在、実年齢は50歳です。精神年齢はもう少し若いつもりでいますが、どんなに頑張っても中年、冷静な他者評価は初老のおぢさんなのです。
社会的にみても「はしゃぐ」というのはなかなかできない年齢のように思います。
果たして本当にそうなのでしょうか?
何歳になっても、性別も問わず、嬉しい事、楽しい事があったら、はしゃいだって良いじゃないですか。少なくとも誰もそれを咎める事は無いと思います。
子供の成長に一喜一憂し、映画を観て泣いても良いじゃないですか。
多くの人は、様々な経験を経てきたお陰で、「慣れ」てしまったのでしょうか。心が新鮮さを感じなくなっている様な様子です。
とかく日本人は、感情を表に出す事が苦手です。お淑やかに、すましている方が品格があるという感覚があるのは否定しません。
日本語は口をあまり大きく動かさなくても発音できてしまう言語のためか、表情にも現れにくいのです。
対して英語圏などでは、口を大きく開けないと発音できない音があるといいます。だからみんな自然と口を大きく動かします。その為か表情も実に豊かなのです。
またボディランゲージも豊富で、体全体で感情を表現します。
みているこちらが嬉しくなるレベルで、自分の心を表しますよね。
私たち「大人」と呼ばれる、又は「大人」を自認する者たちは、いつの頃からか感情を表に出す事を「是」としなくなりました。
それの良し悪しは個人毎の想いがあるのですから別としておいても、私的には「自分が面白くなくなった」ように感じたりしています。
私的にはこれからも楽しければ遠慮なく笑い、感動すれば涙を流して泣く。そんな大人でありたい(TPOをわきまえた上で)と思ってしまいます。感情を隠す事なく表現していけたら面白いだろうと思うのです。
今はまだ自分の心を素直に表に出していける学生さんたちに伝えたいのです。
「心のままに笑えない大人にはならないで欲しい」のです。
社会人になったら、学生時代より仕事の中で「ある程度」の我慢は必要になります。
それでも自分の感情を殺さずに、時に応じて表現をしていって欲しいと思います。
適度に抜く。
これがこのストレス社会を乗り切るコツなのかもしれませんよ^^;
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