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第14回 今年の展望

新年あけましておめでとうございます。

2023年はどのような年なのか、ITに関連してお話したいと思います。
 

テレワークが増える

感染症拡大がなかなか終息を見せない中、この3年ほどで増えて定着したのがテレワークやリモートワークです。
ちなみに同じような意味で使われますが、ともに事務所から離れて仕事すること、例えば自宅や電車の中で仕事するとか、ですね。
テレワークの場合は、どちらかというとITツールを使って仕事をすることをさすようです。
このテレワークはさらに普及すると思います。地方への移住はテレワークができることでさらに増加すると思われます。例えば日本三大秘境の椎葉村に住んで自然に囲まれて子育てをしながら、東京の会社の仕事をリモートでおこなう、会議はWEB会議でということが可能になります。
私も東京で子育て経験しましたが、息子たちの身近な昆虫はダンゴムシでした。宮崎に来ると大きなバッタ、木に群がっているセミ、自分で採れるクワガタなどに興奮、驚嘆していました。

私の会社も昨年5月からテレワークを導入し、電話サポート対応の1名以外はみな自宅で仕事をしています。
 
ただ、テレワークにはサイバーセキュリティ対策の重要性があります。このあたりは来週お話しよと思います。
 

クラウドサービスやAI

2023年はクラウドサービスがどんどん増えそうです。サブスクによる低料金化もあるでしょうね。
ホームページを作るのにこれまで数十万円以上のコストで作成していましたが、当社は昨年サブスク式で月5,500円でホームページを持てるサービスを開始しました。
 
AIの導入も増えていきます。先日あるビジネスホテルに泊まりましたら、AIコンシェルジュなるものがありまして、スマホで朝食会場は?とかアイロンは貸し出せる?とか聞くと答える仕組みでした。
 
他に例をあげると、学習塾のオンライン化があります。しかもAI対応です。
テレワークで塾が運営されAIが細かくいつでも対応するというのはもう実現されています。
 

WEB3.0

次にあげるとすると、WEB3.0の時代に進みそうです。
WEB1.0、2.0とあるわけですが、これは2000年頃に提唱されたWEB2.0があって、WEBがより双方向性を持つようになるという概念です。
後付けでそれ以前の一方通行的なWEBを1.0というようになり、2014年くらいからWEB3.0あるいはWEB3と言われる概念が登場しました。
WEB2.0は双方向性を持ったということですが、この代表選手がSNSです。SNSの登場で世界中の人が誰でも情報発信をし、ネットを通じて情報交換ができるようになりました。
そしてそれはGoogle、Apple、Facebook(Meta)、Amazon、マイクロソフトの5社を総称した「GAFAM」のプラットフォームにより実現されたのです。
 
ところが感染症拡大や戦争等の影響、物価高で、人々の考え方、例えばGAFAMのプラットフォームを利用するということでどこかコントロールされている世界に距離を置きたくなったということもあるのかもしれません。
検索内容、メッセージ交換も内容を見られているというより利用されている可能性があるのです。先月壱岐に行ったのですが、壱岐について検索したのですが、しばらくinstagramや他のサイトで壱岐に関する広告が出るようになりました。便利なようである意味こわいですよね。
それもあってGAFAMの広告収入は減少傾向にあります。
WEB3はブロックチェーンという技術を中心とします。GAFAMのプラットフォームを使わずに直接人と人が取引や情報交換をできるようになります。
 
実はビットコインという仮想通貨はこのブロックチェーンを使っています。
ブロックチェーンは短時間では語れませんが、今後、この技術が増えてきて、金融をはじめいろいろな応用例が出てくると思います。
 

パソコン再び

さて、この数年間はスマホやタブレット利用が増え、パソコンを使わない人が増えていましたが、リモートワーク、テレワークの普及によりパソコンのニーズが増加しました。
ところがパソコンは値上がり中です。半導体不足等で自動車が入手しにくいようにパソコンも同じような状況です。
そこで、中古がおすすめです
用途にもよりますが、テレワークとかですとノートパソコンが便利と思います。
収納もしやすいし、食卓で仕事していて、食事の時にさっと片づけられますよね。最近はノートパソコンと書類を一緒に収納できるテレワーク用バッグなんて売っています。
中古ですと、5年から7年落ちで、3万~5万円前後で買えます。CPU i5 i7 メモリを8GB以上 SSD内蔵であれば十分使えます。
 
最後にセキュリティの話ですが、1月10日にWindows8.1サポート終了に関連してフィッシングメールが増える可能性があります。また、ディープフェイクにご注意ください。動画の顔を簡単に挿げ替えたり、その人そっくりな音声を合成したりできる時代です。
 
 
来週は・・・テレワークについて、です。

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