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眠れぬ夏の夜。


最近お気に入りの鼻唄。

人生はあなたが思うほど悪くない
早く元気出してその笑顔を見せて


ちょっと疲れた時や嫌なことがあった時なんかに
この歌詞を口ずさむだけで
なんだか心がフッと軽くなる。


今日も一日、よく頑張ったなぁ。
近頃、夏バテなのかPMSなのかわからないけれど
毎晩眠れぬ夜を過ごしている。
昨日なんかはひどくて、
夜の十時頃、いい感じにウトウトしてきたので
いつもより何時間も早くベッドに入って眠りについた。
・・・と思ったら、パッと目が覚めて
時計を見ると十一時半過ぎ。
え?まだ一時間半しか経ってない。
それなのに、目が冴えてしまっている。
ベッドの上でのたうち回ったり、
一度起きてPCでYouTubeを見たり、
いろいろ試してみたけれど一向に眠れる気配は無し。
眠れないからと言ってスマホやPCの画面を見るのは良くないということは
重々承知しているけれど
ただ布団にくるまって目を瞑っていると
今は考えなくてもいいような事をグルグルと考え始めてしまって
余計に不安に襲われたりして
心臓が何だかドキドキしてきて
更に眠りから遠のいてしまう。
きっとこんな時は、
アロマだったりお香の力を借りて
ヨガや瞑想をするのがいい。
もしくは、不安に思っていること、巡り始めた思考回路を
全部文字にして吐き出してしまうのもいいだろう。
でも、昨晩(正しくは今朝方)の私はそれをする気力もなくて
眠りにつくことを諦めた。
だから現在はほぼ徹夜状態。
その体で一日働いて、帰って洗濯を回してシャワーを浴びて
夜ご飯を作って食べて今に至るのだから
私はとてもタフだなと思う。
しかしそんなタフな私でも
二日連続の徹夜はまずいので
今日こそは熟睡したいのである。
昨日、一昨日と休日で
その二日間もあまり眠れず、特に用事もないのに
日の出とともに起き出してご飯を作って食べて、朝から洗濯をして
その後YouTubeを見たり海外ドラマを観たりして過ごした。
休日だったので、眠くなったら昼寝でもすれば良いと安易に考えて
九時、十時くらいから午後まで長い昼寝をした。
夜熟睡できなかったのは確実にそれが原因と思われる。
が、そもそも近頃、毎日浅い睡眠しか取れていなかった。
多分私の自律神経は乱れに乱れている。
この身体の状態をなんとかせねばならぬ。
睡眠は、とても大事。

しかしながら、夏場の夜というのは非常に厄介で
(私が住むのは雪国なので、猛暑に襲われる地域の熱帯夜よりは何倍もマシなのだろうけど)
冷房をつけたまま寝ると、何だか体がこわばって夜中に目が覚めるし
かといって冷房を消して窓を開けた状態で寝ると、日が昇り始めた頃に蒸し蒸しとした息苦しさで目が覚めてしまう。
睡眠にちょうどいい気温が見つからない。
昨晩は設定温度を28℃と高めにして眠ってみたものの、安眠はできず。(そもそも体内時計が狂っていたので冷房のせいではないかもしれないが)
人工的な冷たさと温かさが苦手な私は
できればエアコンに頼らず、夏は窓を開けて扇風機を回したり
冬場は湯たんぽや薪ストーブなんかで温まりたいというのが理想だけれど
現実はなかなかそうはいかない。
(そもそも薪ストーブなど私の家にはない)
夏のショッピングモールや娯楽施設は冷えすぎていて、羽織もの必須。
体感温度は人それぞれ違うから仕方ないけれど
年々猛暑日が増えていく日本は、これから先もっともっと
外と中の気温差が激しくなっていくのだろう。
そう考えると、夏のキラキラとした雰囲気は好きだけど
どんどん体が夏に追いつかなくなりそうで怖い。

とにもかくにも、今夜は気絶するように眠りたい気分でいっぱいだ。
寝る前にヨガでもして、自律神経を整える努力をしようと思う。
自分の体は自分で労る。

労る、といえば
最近無性にハードパンを食べたい衝動に駆られて
居ても立ってもいられなかった。
近所にあるお気に入りのパン屋さんは、休日の二日間ともお休みだった。
人気のお店なので、夕方には売り切れてクローズしていることもしばしば。
今日の帰り道、なんとなく覗いてみると、
ラッキーなことにまだ開いているじゃないか。
ということで、寝不足でくたくたになりながらも
無償に食べたかったハードパンとベーグルを手に入れた私は
竹内まりやの「元気を出して」を歌いながら
スキップしたくなるような足取りで家路についた。
自分の機嫌は、自分で取る。
それがしっかり出来てる私、偉いね^^
と、優しく自分を褒めてあげる。
そういう些細なことって、実はとても大事だと思う。
いつも他人の愚痴やネガティブなところを抉り出して
周囲に吐き出している人たちは
自分のことをもっと褒めてあげてほしい。
きっと、自分を受け入れていないから
周りのことも受け入れられないでいる。
私は、そんな愚痴や悪口を言う時間は勿体ないと思うし無駄な行為であると思う。
しかし、そんな中に放り込まれると、つい引っ張られそうになるけれど
そんな時は適当に相槌を打って、流し素麺でも流すみたいに、
サラーっと聞き流そう。
自分が思ってもいないことを口走って後悔する前に、
その場からそーっと立ち去ろう。
もちろん人間だから、時々愚痴を言いたくなるときだってある。
それはそれで良い。
ただ、いっときの感情に飲まれて本音じゃないことを言ってしまうのが怖い。口から一度出た言葉は、巻き戻して無かったことにはできないから。
まずは、自分の感情をコントロールできるようになりたい。
私も、まだまだだけど、最近は昔よりも少しはマシになったかな。

うまくいかない日があっても大丈夫。
「今日はちょっと失敗しちゃったな。
でもおかげで今の自分の課題が見えてきた。
同じ失敗を繰り返さないように、この気持ちを大切にしよう」

そんなふうに前向きに捉えられたらいい。


今日はちょっとイライラしちゃったな。
きっと寝不足のせいだな。
今度またムスッとした気持ちが顔に出そうになったら
深呼吸して穏やかな笑顔を取り戻そう。

そんな、今日でした。





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