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先輩が染まらない理由


会社の先輩とランチした。
お互い育休中で子連れなので、ランチというか自宅で一緒にご飯を食べた。

先輩は私より5個くらい年上なので、会社の先輩でもあり、人生の先輩でもある。

私の勤めている会社は、ちょっと変わったところがあって、なんというか精神論的なものを、めちゃくちゃ前面おしだしてくる会社である。(ある意味では宗教的かも知れない。)

長年勤めている会社の人は、この精神論を軸にしている、いわゆるクセの人が多い。
他の会社だと浮きそうだな〜と言う感じの人。

今日会った先輩も、だいぶ長くお勤めなのだが、この方、全く会社に染まっていない

仕事は早く正確、上司や仲間からの信頼も厚い。責任のあるポジションで、仕事をしていた事もある。

なんで染まらないのか。
そしてなんで、染まらないのに、他者に求められるのか。

久しぶりにお話しさせてもらって、感じた事がいくつかある。

  • 人間観察と、会話が得意。

  • 時々弱音を吐く。

  • 仕事は、生活の中の一部でしかないと思っている。

  • 自分がやらなくても、誰かがやって仕事が回るならそれで良いと思ってる。
    (実際にはこの方の仕事量は他の人より多いけど)

  • 言いたいことは、マイルドだけどはっきり言う。

  • 大切にしている事の軸がしっかりある。

こんな感じに書くと、さっぱりして怖そうな先輩像が浮かぶかも知れないが、
人あたりがよく、優しい先輩。だから、みんなに好かれている。
この人助けてあげたい!と思う場面が沢山ある。

仕事のできる、できないは、単純に作業スピードだけではないはず。

他者から求められる、助けてもらえる力も、それに入るのではないか。
というか、そちらの方が働く上では大切なのではないか。

と話しながら考えていた。


幸運なことに、私と、この先輩は、4月から同じところに職場復帰する。
自分の事ばかりに目を向けがちな私だが、
この先輩や、他の同僚にも興味を持って、良いところは沢山吸収したい。

在宅ではなく、働きに出る事を選んだ面白さは、こういうところにあると思うから。存分に味わいたいと思う。


周りをよく見る。視野を広く。自分軸。

呪文のように唱えながら、職場復帰がんばります🌸


おしまい。




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