30代ワーママ、未来への不安が解消されたきっかけ
私は今年で32歳になります。
思えば大学への進学を目指したときから、今までずっとキャリアについて悩んできました。
少しずつもやもやの正体は変化している。でも、ずっともがいてきたし、今も変わらずもがいています。
子どもが産まれてからは、子どもと自分の人生をどちらも守っていかなくちゃいけない。そんな気持ちを背負っているように感じます。
キャリアスクールや養成講座に通ったり、自己分析をしたり、コーチングやカウンセリングを受けたり…やれることはやってきた、気もする。
でも、漠然とした不安がまだどこかに残っている。そんな日々を過ごしていました。
それが最近、急激に晴れてきたので書き残しておこうと思います。
若手が活躍する環境で感じてきたこと
就活を経て社会人になり、正社員として2社、副業で2社、働いてきました。どの組織も平均年齢28歳ぐらいの職場です。
20代のころは、「若くても活躍できる」みたいなワードに敏感で、そういった場所で働こうと思っていたから、結果的にそうなりました。
だから、ずっと同世代が活躍する職場で経験を積み、現在は自分よりも若い世代が活躍できるように職場を整えることが仕事です。
この経験は、私の求めていたものだったし、若手でも活躍できる環境にいたことで得られた役割も確実にありました。
同じような思いを持った人たちと、一緒に働くことができたとも感じています。
あとよかったと感じているのは、「仕事を頑張ることがかっこいい」という価値観の中で生活できたということ。
私は仕事を楽しいものと捉えて、精一杯頑張りたかったから、そういった環境に恵まれたことは救いだったように思います(もちろん苦しい経験もしたけどね)。
でも、このままいくと、いま抱えているもやもやが晴れることはなさそうだとも感じていました。
若い世代の活躍を目の当たりにして
20代もそれなりに悩みはあったけれど、「いま」に対しての悩みが多かったように思います。
いま、目の前にある仕事や人間関係に対しての悩みです。
それはそれで当時は苦しかったんだけど、子どもが産まれてからは「いま」ではなくて「これから」の不安と戦うことになった気がしていて、今までよりもきついなーって私は思っています。
子どもの成長と共に変化する家庭と仕事の両立の難しさ。やりたいこととやらなくてはいけないことのバランス。これからかかるお金への不安。やりがいと働きやすさの天秤。転職に対するハードルの高さ…。
言い出せばキリがないですね。
一緒に仕事をしている同世代のメンバーは、同じような問題や悩みを抱えている。そして誰も答えは持ち合わせていない。
自分より若い世代はみんなキラキラして見えはじめる。自分が20代だったころには、想像もしなかったことを成し遂げているのを間近で見て焦る。
それでやっぱり少しずつ、ここじゃないどこかと出会いたいと思うようになっていました。
これからの10年が明るく輝いて見えた
そんなことを思いながら、「えいや!」で飛び込んだ場所に、いとも簡単に救われてしまって、いまとても驚いているところです。
なんで救われたかというと、私よりも先を行くキラキラ輝いている人たちに出会えたから。本当にそれだけです。
20代のうちにもっとやっとけばよかったって、子どもが産まれてからはたびたび思ってました。
でも、全然いまからできるんだなって思えてきています。
こんなふうになりたい!って思える人に出会えたのも救いだったし、こんなふうになりたいと思っている人たちが「まだ道半ばで、これから」と話しているのが、私にとっては大きな希望でした。
これまで、もがきながらやってきたことを肯定できるような気がしたし、これからも変わらずもがき続けていけば、あんなふうになれるのかもしれない。
その道のプロだと感じる人たちが、「まだ、道半ば」と言っている。だとすれば、まだまだやっていける。まだまだやれることがある。伸び代しかないじゃん。そう思えました。
私はまだまだで、まだまだであることが嬉しかったんです。
これからいくらだってチャレンジできるし、変わっていける。もちろん変わらないことを大切にすることもできる。
そう思うことができたら、急激に抱えていたもやもやが晴れていったんです。
私は、未来に希望を持ちたかったんだなーって思いました。
そして、私も誰かに希望を与えられる存在でありたいと、いま強く願っています。
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