![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59774687/rectangle_large_type_2_b866242a803a279c2dccbed87d053169.jpg?width=800)
キャンプを好きになった話
第5波が来なければ、今頃満天の星空の下でキャンプを楽しんでいる予定だった。
◇◇◇
窮屈な日常の中で、非日常を味わえる開放的なキャンプはとても魅力的だと思う。
キャンプにハマったのは、この1年くらいだ。
もともとインドアではなく外に遊びに行く方が好きだったけど、キャンプはなかなか縁がなかった。
高いテントを買ってまでキャンプをするほど魅力を感じていなかったのだ。
しかし、ステイホームや自粛が叫ばれるようになり、3密の観点から気軽に楽しめるものとしてキャンプに興味を持つようになった。
意外にも友だちや会社の先輩など身近なキャンパーがたくさんいて、“興味”がどんどん“好き”に変わっていった。
◇◇◇
早くキャンプがしたい!
と言っても、もちろんテントなどキャンプ道具を持っていないので、まずはグランピングから始めようという話になった。
ただ、去年の夏の終わり頃だったので、残念なことに行きたいキャンプ場は既に予約が埋まっていて、翌シーズン初夏のグランピングを予約することにした。
それまでの間、少しずつキャンプグッズを集めていく。
旦那の希望で焚き火台はロゴスのものを購入。
焚き火のために他に必要な道具があれやこれやと出てきたことは想定外だった。
芝が燃えないようにする専用のシートだったり、革グローブに火バサミ、ライター、火吹き棒など。
キャンプってミニマリストなイメージがあったけど、必要なものをリストアップしていくと意外と揃えないといけないものが多く、全然イメージと違った。
しかも、キャンプ雑誌を読んだりお店でグッズを見ていると、お財布の紐がついゆるくなる。
ああ、沼にハマっているな…と思った。
しかし、新婚旅行も行けない日々で、旦那と一緒に楽しめるものができたのは本当に良かったと思う。
先の予定があることが当たり前じゃなくなっていたので、楽しみが増えて嬉しかった。
◇◇◇
焚き火デビューとなったグランピングは、手ぶらでも楽しめるくらいの至れり尽くせりだった。
初めてがこんなに快適なキャンプでこの先大丈夫だろうかと不安になるほどである。
久しぶりに自然に囲まれて、非日常を過ごせたのはとても良かった。
やっぱりたまにはこういうのも必要だね、と旦那と2人、タープの木陰でゆっくり過ごした。
初めての焚き火は薪が湿気ていたのかバチバチッと弾け、少し危ないと感じるほどだった。
そうは言っても夜は冷えて寒かったので、焚き火の火がじんわりあたたかく心地よかった。
◇◇◇
一泊二日のグランピングをして、我が家に足りないものが明確になった。
キャンプグッズを置いているお店をたくさんまわったり、ワークマンもよく利用した。
(世間の流行に綺麗にハマっている。)
最後に悩んだのはやはりテントだった。
一番大きな買い物になるし、組み立てやすさや快適さ、値段を考えるとなかなか決まらなかった。
そして決めたのがヘッダー画像のテント、Colemanのタフオープン2ルームハウスである。
1つのテントでタープがついているのが魅力的で、組み立てやすいというレビューも多かったように思う。
実際、組み立ててみると初めこそ時間はかかるが、複雑ではないし慣れると短時間で組み立てられそうだ。
◇◇◇
このテントのデビューが今日になる予定だった。
緊急事態宣言の拡大で、断念せざるを得なくなったのだ。
今回のリベンジは、9月下旬にする予定である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?