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眠れない夜の徒然。卯月編

いわゆるトップランナーなんかのインタビューで、「時間がほしい。1日があと数時間長ければいいのに。」的な話を聞いても、いまいちピンときたことが無かった。

最近、その感覚が腑に落ちた。
忙しないからだ。
「忙しい」って言いたくないけど、私にしては珍しく忙しくしている。
でも、例えば1日が48時間になったとしても、「もっと、もっと」って思うのだろう。
限られた中で、もっと上手に大切に時間を過ごせるようになりたい。

最近、蝶々に無性に惹かれる。
蝶々はサナギになった時、殻の中で1度ドロドロになるらしい。
ネットで拾った情報だから本当かどうかは定かでないけれど。
嘘かとも思ったけれど、でもあのイモムシの形状から、羽ができて手も足もできてって思うと、ものすごい変化だから、ドロドロになるくらいじゃないと変身できないんじゃないかとも思う。

「変態」という言葉を覚えて、友達と言い合ってキャッキャしていた小学生の頃。畑のキャベツからモンシロチョウの卵を取ってきて、トマトパックの中で蝶々になるまで育てた。「完全変態」という言葉を知った。

完全変態とは、卵→幼虫→蛹→成虫という昆虫のライフステージ(変態様式)である。
Wikipedia

ここ2週間ほど、気絶しそうなほど眠たい。
毎日10時には布団に入って睡眠時間も十分。
1ヶ月に一度のホルモンの反乱も終えたというのに。
眠気のせいか、仕事に対するやる気スイッチも行方不明。
今、実は私はドロドロに溶けている最中なのかもしれない。と、都合よく解釈してみる。

美しいのは、終わりがあるのを知っているから。桜とかね。

桜はいつの時期がすき?
私は満開を過ぎて、花びらが舞いだす頃が1番好きだな。

今日、トリートメントの匂いに夏を感じた。
去年の夏に使ってた緑のカラートリートメント。
チューブ1本を早々に使い終えて、冬を超えた。この前、妹にもう使わないからと同じ種類のグレーをもらった。
匂いは鮮やかに記憶を連れてくる。
夏を感じてうずうずした。

夏には夏の、春には春の思い出がある。
この国に四季があってよかった。


眠いけど覚醒してて、でもやっぱり眠いからねますね。
お付き合いくださったあなた。
ありがとうございました。
おやすみなさい。
よい夢を。

春瀬

最後まで読んでくれたあなた。 ありがとうございました。またいつか🍄