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なんでだ俺とお前は親友だろう突然絶交って一体なんなんだよ💗『イニシェリン島の精霊』

《乱れ撃ちシネnote vol.206》

『イニシェリン島の精霊』 マーティン・マクドナー監督 2022年 アイルランド、イギリス、アメリカ

鑑賞日:2024年6月15日 Disney+

【Introduction】
今回は何気なく選んだ作品が当たりでした。
24.06.15(12) - 😀😀😀- 『イニシェリン島の精霊』 マーティン・マクドナー監督 2022年 アイルランド、イギリス、アメリカ  Disney+
何なんだこの映画はと思いつつも最後まで観てしまうタイプの作品。

冒頭15分ほどで一度途中下車しました。

決してつまらないのではなく展開が退屈だったので。
っが、
再挑戦したところじわじわとこの作品に惹きつけられました。
興味の焦点はひとつだけ。
いったいこの物語はどこに着地するのかなという興味です。
なのでちょっと退屈だなと思いつつも最後まで観てしまった。

時折意味もなくふいに挿入される羊、ヤギ、犬、牛など動物たちのカットが良かった、この感じは好きだ。
このたぐいの映画を熱烈に支持する人がいるんだろうね、きっと。
ぼくはそれほど思いれもなく淡々と観たけれど。
いったいこの映画のどこに魅力を感じたのか他の人のレビューを読んでみたい。

Disney+のサイトにはドラマ、コメディと表記されているのが気になる。
え?コメディ?
そう言われれば笑える作品とも言えるけど。

ぼくは動きの少ない映画が苦手だ。
物語も画面もコントラストが強くて動きのある映画が好きだ。
だから蛋白な味わいの作品は苦手。

などなどいろいろ考えているうちにこの作品は苦手だけど実は面白く観られたというべきなんだ。

いや、もしかするともう一度観るとめちゃくちゃこのナンセンスな雰囲気に呑み込まれて大笑いできるかもしれない。
という不思議な作品だ。

【物語の概要】

本作の舞台は本土が内戦に揺れる1923年、アイルランドの孤島、イニシェリン島。島民全員が顔見知りのこの平和な小さな島で、気のいい男パードリックは長年友情を育んできたはずだった友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由はわからない。賢明な妹シボーンや風変わりな隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた…。

〜Filmarksより〜

【Trivia & Topics】
✥ブラックユーモアの真髄。
この監督は劇作家で当代一のブラックユーモアの鬼才と呼ばれている。
随分前に観たこの監督の『スリー・ビルボード』(2017)も風変わりな作風だったし、

次回u-nextに戻ったら『ヒットマンズ・レクイエム』(2008)や『セブン・サイコパス』(2012)も観ようと思う。

✥受賞歴。
第80回ゴールデングローブ賞(英語版最多7部門8ノミネート(作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、監督賞、主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、作曲賞)。
結局、作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)、脚本賞の3部門を受賞

【鑑賞ガイド】
😁😁😁
~~~~~~~~~~~~~
😁😁😁😁😁:見事な作品。
😄😄😄😄:お勧めです。
😀😀😀:楽しめます。
😔😔:苦手です。
🥵:途中下車。
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【巷のうわさ】
Filmarks:☆☆☆★(3.8)

Disney+




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