N塾でのハラスメント、その後 #3(おしまい)

N塾でのハラスメント、その後 #2」に続く今回の記事でいったん終了にしようと思う。わたしはN塾の上長2人からパワハラを、その2人とは異なる上長1人からセクハラを受けたと自分で思い、それをN塾のハラスメント相談室の3名に相談したけれど、どれもハラスメントだとは認定されず、それどころか例によってトンポリなどの二次加害を受けた。そもそもこちらが言った内容についてろくな調査がなされていないこともあったのだけれど、そういった「向こうに都合が悪いこと」はことごとくスルーされたり、「回答する必要はないと考えます」といわれ、埒が明かなかった。こちらと加害者の証言が異なっているのに、「仮にあなた(時折みぞれ)が言っていたことが事実だったとしてもハラスメントには当たらないからこれ以上の調査はしない」とすらいわれた。あまりにも話がかみ合わないので、力尽きてすべてをあきらめた。
もともと、自分が受けた被害は自分の考えすぎなのではないか、この程度でハラスメントと訴えるのはハラスメントの範疇を広く解釈しすぎではないのかという疑念はつねにあった。ハラスメントだと認定されなかったことで、その思いは強くなった。けれど、その疑念が強くなったからといって、ハラスメントを受けたという考えそれ自体はやはり変わらず独立していまも存在している。なので、この件に関するすべてと自分自身に腹を立てている。また、わたしは告発という手段も提訴という手段も選択できなかった。それもくやしい。
結局、権力をもっている人が得をするこの社会のルールを変えない限り、被害者はひどく苦しめられつづけてしまう。社会おわってるなとつくづく思う。

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