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ホラー苦手なアラフィフが観て面白かったホラー映画(2)貞子DX

ホラー苦手なアラフィフがホラー映画をご紹介するシリーズ第二弾。

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今回は2022年に公開された「貞子DX」について。
こちらは「リング」シリーズの最新作です。

DXと書いて「ディーエックス」と読みます。
「デラックス」ではないのです、そこのアラフィフさん。
「DX」とは、ざっくり言うと「デジタル技術を取り入れることによる生活の変容」というようなことじゃないでしょうか。(この辺りはあまり突っ込まないでください。)

呪いの世界もデジタル化の波は避けられないようです。

と言うか、電気ってもともとあっちの世界と親和性が高いんじゃないか、もっと言うと、もともとあっちの世界のエネルギーなんじゃないかと思っていました。

脱線はここまでにして。

主人公は小芝風花さん演じる、IQ200の大学院生。オカルト否定派の彼女が、観ると24時間後に死ぬという呪いのビデオを観てしまった妹のために「呪い」の解明に乗り出すというストーリーです。

「リング」での呪いにかかった者の命の期限は1週間でしたが、本作では24時間となっています。呪いの世界もスピード化されているんですね。なかなか世知辛い。

また「リング」の頃には当然多くの家庭にあったビデオデッキが、本作ではわざわざ引っ張り出さないと使えない存在になっています。
隔世の感。

コメディ的な演出のある本作は、どうやら評判があまり芳しくないようなのです。
純粋なホラー好きの方は、「ちょっと拍子抜けする、冷める」という感想を抱いたのかもしれません。

でも「ホラー苦手!だけど小芝風花ちゃんの主演映画だから観たい」という私にはちょうどいい怖さ加減でした。

なによりラストシーンが好きです。
「リング」では「本当に怖いのは人間なんだ……」と感じましたが「貞子DX」ではなんというか、「人のつながり」とか「温かさ」みたいなものがあったんですよね。

ホラー映画を観てその感想、どういうこと?

と思われた方にはぜひご覧になっていただきたい作品です。


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