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ホラー苦手なアラフィフが観て面白かったホラー映画(3)ウィリーズ・ワンダーランド

ホラー苦手なアラフィフがホラー映画をご紹介するシリーズ第三弾。

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今回は2021年公開の「ウィリーズ・ワンダーランド」。こちらはアメリカ映画です。

Twitter(現X)で紹介されていたのを見て、めちゃくちゃ面白そうだったのでPrime Videoで観ました。

おもしろポイントを一言で言うなら「襲いくる人喰いロボット相手に無双するニコラス・ケイジ」です。
ポイントというか、もうそれがすべて。

路上に仕掛けられた車止めによって車のタイヤをパンクさせられた男が、通りがかった修理屋に助けられて近くの街「ヘイズビル」にやってきます。
修理業者は男に車の牽引代と修理代合わせて1000ドルを要求しますが、男は現金を持っていないため支払うことができません。

そこで持ちかけられた話しが、街にある閉鎖された遊園地「ウィリーズ・ワンダーランド」を一晩清掃すること。
そうすれば、その遊園地のオーナーが1000ドルを肩代わりしてくれるというのです。

男はその話しを引き受けて、ウィーリーズ・ワンダーランドへと赴きます。
そして黙々と園内の清掃を始めるのですが、突如園内のマスコットキャラクター的なロボットが襲いかかってきて……


という流れですが、ニコラス・ケイジ演じる男がとにかく強い。
モップをへし折って応戦し、ロボットを破壊した後はまた何事もなかったかのように清掃に戻ります。

支給されたスタッフTシャツがロボットの油?で汚れれば淡々と着替え、1時間に1回、アラームが鳴ると何があっても休憩を取る。

休憩時間には必ず冷蔵庫から炭酸飲料を取り出して飲むというルーティンを守り抜くし、結構な怪我を負わされているのにダクトテープを巻いて仕事に戻るし……しかも、この男、喋りません。

ニコラス・ケイジに台詞がないのです。
一言ぐらいしかなかった。

とにかく何も語らず語られず、この男何者?という疑問と怖さと面白さがないまぜになって非常に見応えがありました。

次々に襲ってくる人喰いロボットも、元々は遊園地のキャラクターであるはずなのに絶妙に不気味で可愛くない。

あんなのが遊園地にいたらアラフィフでも泣くかもしれない。
そんなのが殺しにくる訳ですから怖いんですけど、あまりのやられっぷりになんかだんだんと、切なくなってくるというか……不憫に思えてきて……

ホラー映画なんですけど夢中で観てしまいました。
Wikipediaには「アクションコメディホラー映画」と紹介されていました。
要素の多さよ。


「ウィリーズ・ワンダーランド」を観る!

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