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ハイアウトプットとイノベーションのために

大体Noteの記事を書くのが22〜24時の間が多いです。

仕事終わって食事に行ったり運動したりした後にやってるので、
これくらいの時間が多いです。

キャリアコンサルとか人材育成とか、
HR周りの仕事をやってるので、
今日やってる悪女(わる)ってドラマをなんとなく観ながら、
ってことが多いです。

大企業で女性の活躍を推進するっていう話。
あまり真面目にテレビに張り付いて観ているわけではないので、
違ってたらすみません。


でもこれ観てると、男女共同参画社会の実現って、
遠いなーと思ってしまう。


今日は少し難しい話を書きます。
先に宣言します。


なぜ女性の活躍にばかりフォーカスするんだろう、
と純粋に思ってしまう。

アファーマティブアクションみたいな感じなのかな、と思う。

要は、肯定的に差別を認める、ということです。

差別がある、という前提に立って、差別を是正するためのアクション、
ということ。

要は(構造的に生じる)被差別レイヤーを優遇するということ。
機会均等だけではダメで、ある程度優遇することで結果として平等になる、
ように見えるようになる。

これの問題は、結果としての平等がある意味予定調和であるということ。
ある程度社会システムのマネジメント側から与えられるものであって、
被差別レイヤーからの要求では実現し得ないということです。

つまり結果の平等にフォーカスして、
構造的に発生する不平等(=差別)を、構造変革ではなく、
トップダウン的にかつ対症療法的に是正しようとする動き、
ということになります。


さて、これについて3つ問題提起をします。

 ・偏向的な優遇策になるため、逆にアンチ形成につながる
 ・レイヤーごとの分断を産むため、ステレオタイプ化が進む
 ・差別が存在することを容認しているのでスティグマ形成が進む

上記3点、どれも相互保管していることをご理解いただけると思います。
要はスパイラル的に増幅していくということです。

アファーマティブアクションが
均等な機会の実現につながるのであればいいですが、
実は逆説的に構造的な差別の定型化につながる可能性もある、
ということ。


結局、女性の社会参画についてで言えば、
女性が社会で高い位置につくことで、
男性にできないこと、男性が発想できないようなアイデアを出して、
実現していくことが必要なのかな、と思う。

メリットがあれば、きっと誰もが納得しますよね。
そして高いアウトプットが期待できたり、
イノベーティブであったりすれば、
均等な機会が与えられるはずです。

そしてそれが
本当の意味での(=予定調和的ではない)機会均等なのかな、と思う。


ちなみに一応のエクスキューズをしておくと、
女性で出産とか育児があったりで働けない時期が発生するだろ、
という話は今回の差別とかとは別の話だと思っています。


蛇足かもしれませんが、
東京都が同性カップルに証明書を発行するそうですが、
作られた調和は、逆に不理解を産んでいく可能性があるため、
同じような結果になりそうです。

周囲の理解を促していくことが必要なんだろうな、
と思います。


常々生産性の向上が不可欠とか言ってますが、
そこにはイノベーションが必要だと思っていて、
社会の流動性とか多様性を担保できないと難しい、
と考えています。

その理由はまた今度。


今日もお読みいただきありがとうございました。
よりよい未来のために!

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