Alone more alone.
軽率に誰かになりたいと思うくらいなら死んだほうがマシなのに、それでも憧れに焦がれずにいられないのは何故なのだろう。なれないからなりたくて、なりたくてもなれなくて、時間は過ぎていく。背中を見てもその広さは増していくばかりだ。いつまでも届かないから、追いかけることもしたくない。見ているだけでいい。それなのにたまに無性に、触れてみたいと思う。でも、触れると存在が確信になる。認めてしまうと不甲斐なさで押し潰されてしまうから、だから一生わからなくていい。わからなくていい。そう、わから