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推し活に熱中するのは、虚しい現実から逃避するため、これは真実、だけど悪くはない

アイドルやバンドやアニメキャラなど、推しが存在する人は日本人にとても多いと思います。

特に特定の推しに対してリアコ、つまりガチ恋している人も少なくありません。

リアコじゃなくても、推しの所属するグループや作品自体を神のように崇めていたり、それに近いような感情を持っていて、自分の生活や自分の思想などに大きな影響を与えていたりすることもあります。

なぜそのようになるかというと、推しの存在と心理的に一体化したり、リアルに恋したりすることで、自分の虚しい現実、つまらない現実から逃避したいからです

推し活に熱中しすぎてしまう人で、リアルな人生が充実していたり、キラキラとした生活をしている人はほとんどいないと思います。

まず間違いないのは、現実の生活で恋愛ができていない人が多いということです。これは確かでしょう。

私自身が若い頃からずっと陰キャで、推しに恋してばかりいた人間なのでわかります。

実際に日頃からよく恋愛をしていたり、仕事が好きで楽しく働いていたり、リアルな生活に満足している人で、推し活に熱中している人はあまりいないです。

いたとしても純粋な音楽やダンスやその作品が好きで、ライブに行ったりして楽しんでいるという人が多いです。

または仲の良い家族ぐるみで、親子でエンターティメントの1つとして推し活をする人たちもいます。

陰キャのオタク女子が推し活をしているのとスタイルがちがいます。

現実があまりにも厳しくて、苦すぎて、虚しいから、夢の世界に逃げたいと思うのです。

心が繊細すぎて、敏感気質すぎて、生きづらいのです。恋愛だってしたくても出来ません。世間からの視線もつらいです。

精神的な逃げ場が必要なのです。そしてそれが推しという夢の素晴らしい存在なのです。

これは決して悪いことではありません。

推しのライブを観れば、推しの音楽が聴ければ、推しの頑張っている姿を見られれば、元気になれて、エネルギーが湧いてきて、仕事も頑張れる、職場や家庭内での虚しい気持ちから解放されます。

本当にリアルの生活がキラキラしていて満足を得ている人なんて、今の日本人の中ではほんの一部の人々だけだと思います。

大体の人は毎日虚しくて、それを認めたくないから、飲み会に行ってお酒を沢山飲んだりして憂さ晴らしをしているのです。

その「飲み会に行く」より、圧倒的に「推し活をする」に比重を多く置いている人たちもいるというだけです。

そう考えると推しという存在は尊いわけですね、命の恩人とも言えるでしょう。

推しがいる人はこれからも変わらず、推しを応援し、愛し、自分を虚しい地獄から救出していきましょう。


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