見出し画像

印象に残らない地味な子~「かくれ繊細さん」の私 1

みゆです。

前回書いたこの記事を発展させて、生い立ちみたいな物を書きたいと思います。よく考えてみると、だいたい3つの期間があるように思います。

誕生から中学2年生まで

中学3年生から18歳まで

その後~

今日は幼稚園から中学2年生までの事を書きたいと思います。

幼稚園の頃

私は幼稚園には年長さんの時しか行っていません。3歳の頃に大阪から引っ越してきたので、なんだかんだで年中さんをすっ飛ばしてしまったわけです。

幼稚園、行き始めたもののなんだかポツン。だって、他のお友達と話すの怖いんだもん。とはいっても友達も少しずつできて、そこそこの幼稚園ライフを楽しんでいました。それでも「おとなしい女の子」だったと思います。

家から幼稚園まで通園バスを利用していました。距離にしたら1kmちょっとでしょうか。その当時だからできた事ですが、なんと時々歩いて家まで帰っていたのでした。母がバス乗り場に迎えに行けない時で、ちゃんと連絡帳に届けていた時だけですが。それでも、幼稚園の女の子が一人でトコトコ歩いて帰るのもなかなかなものですよね。さすが行動派のかくれ繊細さんです。

小学生の頃

そして小学生になりました。

やっぱり最初はなじめません。なんか、知らない子ばかりで怖いし。でも、友達もできてきて楽しく過ごせるようになりました。やっぱり「おとなしい女の子」ではありました。

そんな中、学校ではサンリオグッズが流行りだしていました。学校のそばにファンシーショップがあり、そこにはサンリオグッズも売っていました。かわいい物欲しい!と思った私は両親が留守だった日曜日の午後、貯めたお小遣いを握りしめてファンシーショップへお買い物へ行きました。そこまでは、少し遠いけど平気平気。お小遣いがあまり無かったからたくさんは買えないのでじっくり吟味して、キティちゃんのクリップとパティアンドジミーのくしを買いました。戦利品を握りしめて帰った私を見た両親はビックリしていました。さすが行動的!

2年生に上がる前に、家を引っ越したので転校する事になりました。せっかくなじんだクラスと別れてまた初めからやり直しです。新しいクラスでは、やっぱり「おとなしい女の子」ではありましたが担任の先生もクラスの子達もフレンドリーで楽しく学校生活を送りました。

3年生になると新しく小学校ができ、そちらに移る事になりました。そこでも「おとなしい子」ではありますが、知っている子ばかりなので楽しく過ごすのですが、ちょっとやらかしてしまいました。

家の近くの仲良しの子達のグループでの距離感を取り間違えて怒らせてしまい絶交を言い渡されるのです。とても仲良しだったのに、つい仕切りたがりの上から目線のいばりんぼになっていたのです。大好きな友達だったのに、不用意な自分の行動で友達を失くしてしまったのです。変にプライドもあってちゃんと謝ることもできずに。かくれ繊細さんの本を読んだ時に、このエピソードを思い出して少し胸が痛みました。

あと、小学校時代のかくれ繊細さんのエピソードとしては自転車に乗って遠くに行くという物があります。距離的には2~3kmで大したことはないのですが、小学生にとっては校区外に一人で出掛けるというのはなかなか大冒険でしたね。行先は数件のファンシーショップ、毛糸屋さん、手芸屋さん、大型スーパーなどです。当時は(今も)かわいい物が好きでファンシーショップが大好きだったのです。

中学生の頃

中学校に上がると、近隣の小学校3校と同じ中学校になります。知らない人が一杯!けれど、クラスはフレンドリーな人が多くてすぐになじめました。もちろん、かくれ繊細さんらしく中学生になったとたんに一人でバスに乗って繁華街に行って買い物したりファストフードで食事したりしましたよ。

そして、私が学生生活の中で一番辛かった中学2年生になるのです。

別にいじめられていたとかそういう訳ではありません。友達がいなかった訳でもありません。でも、心底なじめなかったのです。何かが合わなかったのです。

新しい環境になじむのに時間が掛かる上に、中1のクラスがとても楽しかったので、余計にダメだったのかもしれません。クラスにはヤンキーっぽい子達や運動部の派手目な子達も多くて、気後れしてしまいました。クラスでは仲いい子以外とはあまり話す事もなく、淡々とした生活を送ります。学年の最後にはサイン帳が回ってきたりはしましたが、あのクラスでの私の印象って「暗い子」「地味な子」「印象なんて無い」のどれかだろうなぁと思っています。

特に嫌だったのは体育の時間です。仲良くない子達と同じ班になったりすると、いたたまれなくなるのです。ほとんどしゃべらずに、じーっとしていました。しゃべりたくなかったからだけど、同じ班の子達はきっと黙りこくって気持ち悪い奴と思っていただろうなぁと思います。

その時のクラスには、好きな子だっていたのにクラスが嫌すぎて、そんなのどうでもいいやーという思いで一杯でした。本当だったら、目が合った!とかかっこよ過ぎーなどと楽しい思いをするはずだったのに。

それでも、部活に励んだりそれなりには勉強したりで1年間は過ぎていくのでした。中3になると、少し変わっていきますがそれはまた今度です。


もしも、サポートをして頂けましたら、飛び上がって喜びます\(*^▽^*)/ 頂いたサポートは、ありがたく今晩のお酒🍺・・・ではなく、自分を高めるための書籍購入📙などに使わせて頂きます💚