#20|”習い事をお休みしたい”と初めて訴えてきた娘にハグして伝えた2つの大事なこと
昨日の話。
うちの娘(4)は、本人の希望でスイミングに通っている。かれこれ1年、一度も休みたいと言ったことはなかった。
いつも「いくー!」とニコニコ。
ところが昨日のスイミングは様子が違った。
水着に着替え、さあ行こうと背中に手を添えると動かない。
-あれ??行かないの?
下を向いてグスングスンする娘。
どどど、どうした!?
「きょうはいきたくないーー!」大泣き。
えっ。何があった。
まあ落ち着こう。落ち着こう、私。
とりあえず、こういうときはハグ。
ハグしながら原因を急いで推測する母の脳内。
-ああ、もしかして!先週のアレ?
先週のスイミングのこと。
開始直後にお腹が痛くなったらしい。
スクールの外に出ていた私が、その連絡を受けて迎えに到着するまでにタイムラグがあった。
娘は待っていた。
泣きながら。
そりゃそうだ、
いつもはプールサイドからロッカーに戻ると必ずそこにいるママが、いない。
お腹もいたい。途中で帰るのも初めて。
そしてママがいない。
あと、ママがいない。
待ってるのに。
普段と違い過ぎる状況に4歳の脳が追い付かず、不安で泣き出してしまったんだろう。
そして今週。
同じロッカーで着替え、先週の不安を思い出したんだ。
「きょうはぷーるいきたくない!おやすみする!」
泣きながら訴える娘。
さてどうする。
「そっか。じゃ、お休みしよっか!」
私は休ませることにした。
他の子が水着に着替える中、もう一度服に着替え、先生に訳を話し帰宅。
「来週は元気にまた行こうか!」とだけ伝えて。
*
習い事を休ませることについては、
ご家庭それぞれの判断基準があると思う。
休み癖がつくといけないから!と行かせることもあるだろう。私自身、そうだった。幼少期、「行きたくない」その理由だけで休むことは許されなかった(私はサボりたかっただけだけど)。
だけど。
私は昨日、娘の意志を尊重した。
まだ4歳の彼女は、「きょうはいきたくない!」しか言えない。
理由をはっきりと言葉にして伝えることはできない。
先週のことを思い出したのかなというのも、私の推測に過ぎない(たぶん、当たっているけれど)。
ただ私は「気持ちは尊重されて然るべきものである」と伝えたかった。
「どんな選択も自分の意志で決められる」とも知ってほしかった。
昨日の分は、娘がYESと言えばどこかで振替レッスンを受ければいい。
1週間ゆっくり休んで、来週また元気に戻れればそれでいい。
自分の内なる気持ちが溢れ制御できなくなるなんて、娘も初めての経験だったに違いない。
彼女の人生はこれからだ。
これから、自身の様々な気持ちと向き合わないといけなくなる。
そんな時、母からの
あなたの気持ちは尊重されるべき
どんな選択も、自分で決められる
このメッセージが、
娘の奥底に芽吹いているといいなと思いながら。
今日はそんなところです。
一緒に楽しみながら高め合える方と沢山繋がりたいと思っています!もしよろしければ感想をコメントしていただけると、とっても嬉しいです。それだけで十分です!コメントには必ずお返事します。