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子育てしてなかったら得られなかった気づき

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娘(4)を育てる中での気づきをまとめた記事たち。娘の発達や情緒面に関わるものが多め。元予備校校舎長のため、勉強寄りの記事もごくたまーに。
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#子どもに教えられたこと

「今の子ども」と「昔の子ども」|#132

「今と昔」というのは、どんなシチュエーションでも比較されやすいものだけれど。 娘を見なが…

アンパンマンが嫌いだった。|#131

知ってる知ってる、アンパンマンはみんなのヒーローだってこと。日本で一番有名なキャラクター…

女児が「女子」になる日|#109

その日、いつものように保育園に迎えに行くと娘が泣いていた。 あれ、どした? いつもは和気…

キミってやつは!|#97

子どもというのは実に不思議な生き物だ。 ただそこに存在しているだけで、 母親の生き方や価…

#78|子どもが大切に思うものを、私も尊ぶ。親と子は別人格。

「ダメ!それ、捨てないで!」 さっさと片づけたい私を、娘(4)が制止する。 -え、捨てちゃ…

#76|子どもが思考せず適当に返事をするようになったら見直したいコミュニケーション…

「コミュニケーションコスト」という言葉を見かけるようになりました。意思伝達にかかる時間や…

#61|「上手だね!」って安易に褒めないで。描けなくなっちゃうから。

12月になった。 ベリべリ… 乾いた音とともに、カレンダーが最後の1枚になる。 剥がし終わるのを待ちきれない娘(4)は、後ろでマジックを手にぴょんぴょん跳ね回っている。 さあ、カレンダーの裏に落書きだ! 私も好きだったなあ、月に1度のお楽しみ! 『ママ、見ててねー…、いまからママのこと、かいてあげるねー!』 キュー、キュキュッ。 油性マジックが紙の上をすべる音とともに 何やら謎の歌を歌いながら パジャマのまま ご機嫌で朝からお絵描き。 今日も朝から元気だね、いいこ

#60|「ごめんね」と言えるより大切なことがある。置き去りにしたくない「子ども本人…

公園はしばしば、子どもが「初対面のお友だち」とのコミュニケーションを経験する場になる。 …

#54|子どもの純粋さを対等に尊ぶ。-『七つまでは神のうち』

大人だからといって偉いわけではない。 子どもだかといって劣っているわけではない。 同じ「…

#49|子どもを信じ、待つ。親としての自分も信じる。

4歳娘の「分離不安」は、1か月前に突然始まった。 既に2年半通っている保育園で、なぜか毎朝…

#48|熱唱する子どもに思う。「子育ては人生の学び場」。

♪ がっかりして めそめそして どうしたんだ~い… ー「100%勇気」/ ( 忍たま乱太郎 ) 娘…

#46|「子どもを褒める」その前に大事なこと。それは「徹底的に観察する」

『「褒める・認める」という言葉は、上から目線な気がして好きじゃない』そう言う人に昔、会っ…

#39|「つい、よその子と比べてしまう…」たった1つのシンプル解決法。

関わっている地元の女性支援事業に寄せられた、あるママの相談より。 常に周りと比べちゃいま…

#34|愛情足りてないのかな…?親が気づいた不安サインは、だいたい当たる。

子どもというのは、大人のものさしではかってはいけない生き物。 彼らは小っちゃな頭で、結構いろんなことに気づいているし、感じているし、考えています。 感受性豊かな一方、大人のように「思考を整理」したり、「感情を何とかしたり」するスキルもないし、経験の場数自体が少ない。 だからどうしたものかと、自身の思いの扱いに困ることは、当然大人より多いわけです。 …という「子どもの当たり前」を、ついつい忘れてしまいがちです。特に、自分の脳内で「子ども以外の事柄」が占める割合が大きくな