共働きの夫婦が、同時に自宅でリモートワークをしたら課題がでてきたので、さっそく潰した話
ある日突然、共働き夫婦が自宅でリモートワークすることになった。
背景は、新コロナウィルス感染症対策でそれぞれの会社がリモートワークを推奨すると決まったから。まだ数日なので大した問題もないが、細かなことを忘れないうちにメモを残しておこう。
課題
✓お互いの存在が干渉する
・オンライン会議の予定が重なる
・お互いの声が入り込んでしまう
・離れようにも場所がない
・どちらかが会議や電話をしてると気が抜けない
など。
お互いの仕事柄、人とのコミュニケーションが必須なのでオンライン会議や電話など声を出すことが多い。その為、こうしたことが課題として上がってきてしまう。
いつどんな予定があるかわからないから、朝早い時間帯でも部屋着でウロウロなんてできないし、ドライヤーかける音が会議を邪魔するかもしれないとおもうと気が気じゃない。結果、髪はやや生乾き。
また、珍しく昼間に人がいるもんだから、はしゃいだ犬や猫がどんちゃん騒ぎをしはじめ、鎮めに行くこともある。今回は、風呂場に侵入した犬が自分で扉をしめてしまい、出れなくなって騒いでたので救出した。
スタートしてみて感じるのは、自宅でのリモートワークでは、オフィスにいる際に感じる刺激とは違ったタイプの刺激が多いということ。
生活の場に『仕事』が介入してきた途端に、普段は気にもとめない生活音や動作が厄介なものになる。この些細なストレスで仕事ではなく、生活のバランスを崩してしまうかもしれない。考えてみると、そういうの恐い。
課題を放置していられないので、共働き夫婦が円満に自宅でも仕事ができるよう、気軽にはじめられるところから手をつけてみた。
対策
✓お互いを守るための行動
・会議予定を共有する(スタートと終わりの時間帯だけ告知しておく)
・チャットなどの声を使わない伝達手段を利用する(主にLINEやSlack)
・身支度は早めに終えておく(家では生まれたままの姿で居たい人 必須)
✓自宅を仕事場に変える準備
・イヤフォンなど使って情報が漏れない環境整備
・カメラに映り込む範囲を一緒に確認し、把握、調整
・お互いの声が入り込みにくいポジション確認
・いくつかオンライン会議可能なスポットを事前に作っておく
どれも大したことではないけれど、対策をしたことで若干ストレスが緩和されたように感じる。あとは忘れがちな夫に対して、こまめなアラートを出していければおおよそ課題はクリアになると思っている。
隣り合ってオンライン会議するわけにいかなかったので、臨時で用意した ひとりになれるスペースはこんな感じ。スペースというのか、ただ椅子があるだけ。でも、急な電話でもここに駆け込んでしまえば安心して対応できるし、干渉も最小限ですむ。
共働き夫婦が自宅をオフィスとしてシェアするとなると、まだまだ些細な気になるポイントが出てきそうなので、それはまた見つけたらにする。