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ぬるま湯から出る覚悟(それは、ありのまま期からの卒業)

先日友達が、「行ったら絶対楽しいのに、行く前は行きたくなくなっちゃうことってある?」というような投稿をしていて、私はそれに

お風呂はいると「ああぁぁぁあ、さいこーーーーうう!」ってなるのに、入るまではうだうだしちゃう!

とコメントした。すると共感するコメントが次々ついた。

共感してくれる人も多い、この現象についてなんでだろうと考えていて、ハッと思い当たる節があった。

それは、また別の友人と話していた時のこと。
その子は、学生時代の頃からの友達とは、もう話が合わなくなってきていて、90%くらいは心が曇るような気持ちになるという。でも、自分が落ち込んだときに話せる相手を探してつい連絡をしてしまう、と。

人間関係でも、自分の気持ちが最高になるような人間関係と、なんとなく続いているけれど本当は最高とは言えない関係がある。何にだってそう。美味しいのはわかってるけれどちょっと高価なケーキを買うか、まあ手軽に買えるんだけど、余分に糖分摂取しただけなんじゃないかと心が曇ってしまうチェーン店のケーキか。要は、自分がどちらを選ぶか、ということ。

より自分が心惹かれるものや人間関係を選び続ければ、より自分らしく生き生きいられる時間が増えていく。(これは、そっちを選ばなきゃいけない、という話ではなくて、現状モヤモヤすることがあるなら、そっちを選んだら変わっていくよ、という話。選ぶのはいつだって自分自身。誰も何も強制してはいない。)

でも、「いつもの場所」から出ることは、勇気のいることでもある。これまでは例えモヤモヤすることがあっても、なんとなく生きてこれた。死ぬことはなかった。あるいは、そこから一歩進んで一度踏み出したことで人間関係が変わり、その中においては人間関係に大きな不満はない。が、なんだか変化が欲しい。

そういう時って、お風呂に入る前、みたいな感じなんだろな。

現状を変えるのが面倒くさい。現状に止まっていれば、大きな満足がないことも薄々わかっているけれど、行動する気になれない。まさにお風呂前。

入ってしまえば、心の芯からの喜びの声が漏れるほどの幸せが待っているというのに…!

最近、同じような感覚を覚える映画がある。それは、アナ雪。
エルサの成長過程は、完全に、それだと思う。

エルサは、最初、マイナスのエネルギーから、自分の殻を破る。こういう経験をした人は少なくないんじゃないだろうか。私だったら、自分に合った仕事がないというモヤモヤや、離婚までの過程によって、自分と向き合い、殻を破って今の自分になれた。働き過ぎて心や身体を壊してしまい、そこから自分と向き合って殻を破った話もよく聞く。(人は、「この環境が嫌だ」とうマイナスのエネルギーからの行動はしやすいらしい。「もっとこうだったらいいな」というプラスのエネルギーで行動するのは難しいんだって。)

そして、「アナと雪の女王2」では、しあわせな現状から、でもどこか小さく引っかかる違和感を辿って、腹をくくり、恐怖に打ち勝ち行動し、1話目からは想像もつかない場所が、エルサの本当の居場所だったことに気が付いていく。(見た直後は、あまりに斜め上行く展開に、開いた口が塞がらなかった。)私は、最近、この場所のことをよく考えている。まさに、「ありのまま期からの卒業」。さらに自分らしい場所を探す旅の始まり。

今、私は、毎日を楽しく幸せに送っている。それと同時に、私の知らない「わたしのための世界」があるんじゃないかと、本気で思っている。
その世界は、私が今いる場所で自分の心のステージを変えて、行動を変えて、選んで行った時、つまり私の準備ができた時に開かれるんじゃないかと。

これまでも、小さな箱の中の世界を世界の全てだと思い込み、変化するごとにその箱を出てもっと広い世界があることを知ってきた。まだまだ広い世界があるに違いない。それを打ち破る鍵は、私が握っている。次のステージに行く準備が整ったら、新しい世界の人たちに会える。そして、まさに今、少しずつ周りにいる顔ぶれが変わってきているのを実感している。きっともう少しだよね。がんばれ、私!


今まで築いてきた自分自身・常識・人間関係と決別する勇気を持ちます

小田桐あさぎ「受講の心得」

それが例え、数年前の自分が必死で築いてきた、今の自分を暖かく包み込んでくれているものだとしても、ね。



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