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マクロビアン薬剤師 大手チェーン薬局で働く その1

マクロビアン薬剤師 大手チェーン薬局で働く その1

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

薬剤師としてのキャリア30年を超え、
現在、大手チェーン薬局のラウンダー(応援専任職)として、
都内23区内で、応援要員として、各店舗を巡回する薬剤師して働いています。

多くの薬剤師や薬局スタッフの方と関わって、自分が今まで培ってきた薬剤師としての生き方や、
これからの調剤薬局のあり方などを一緒に考えていきたいと思い現職についています。

これまで働いてきた薬局は、個人経営を会社化した、2店舗経営の小さな組織でした。
そのあと勤務した病院も規模としては小さいところでした。

キャリアの最後近くになって、いわゆる業界最大手の一つに就職して、約2年。

年明けに3年目を迎えるにあたり、『今が最高!』と思えるこの時間について、
見つめてみたいと思います。

今日はその1回目。

わたしが薬科大学に入った頃は、まだ4年制の制度の中で『薬剤師』という資格を取ることが出来ました。

当時から、医師、歯科医師は6年制でしたので、4年間で医療系の国家資格の受験が出来ることはとても魅力的でした。

もちろん、真面目に勉強の日々でしたが、少し浮かれて、自分たちは選ばれた人間なんていう自惚れもありました。

当時は、卒業してすぐの就職先として薬局は最も最後に選ばれたものです。

病院、企業、研究、学術、などが、憧れの就職先でした。

それが、今では、調剤薬局が就職先の第一位。

医療現場の変化がそれを表しています。

以前は、病院にかかって、薬を受け取るのは病院の小さな窓口だったことを覚えている方もいらっしゃるかと思います。

今では、病院で受け取るときも、処方箋を調剤薬局に持って行ってお薬を受け取るときも、薬剤師が説明をしながら渡すスタイルになりました。

そのスタイルになっていったのも、医薬品による薬物治療の進化により、医療の細分化によるものと思っています。

果たしてその全てが、良しとするものかどうかの論点ではなく、この膨大に膨らんだ医薬品の量と情報をまとめ上げて、
患者さまに伝えるためには、それ相応の準備が必要となります。

もちろん、一個人各々の精進は必要なのですが、それを多く統制を取るには、それ相応の規模が必要と、感じ初めたのが、
ちょうど5年ほど前でした。

時を経て、昨年現職に巡り会えたことは、必然だったと思っています。

毎日がエキサイティンであり、永遠の学びと感じています。

つづく


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