見出し画像

空気の乾燥とともにやってくる処方箋

西暦2021年11月12日(金)
旧暦神無月七日
立冬
地始凍(ちはじめてこおる)
天赦日
大安


日に日に寒い冬に近づいています。

空気の湿度も気温とともに下がっていき、空気全体が乾燥してきています。

この時期体調を崩しやすい方、、、
いわゆるアレルギー症状して出やすいのが、
気管支に炎症が起こることによる咳と、
乾燥による皮膚症状です。

五行色体表では、

画像1

薬膳・漢方検定公式テキストより

秋のところに肺ー鼻ー皮毛ー燥とあります。

乾燥により、鼻から肺、そして皮膚がダメージを受けると考えることができます。

アレルギーを専門としている病院には、毎日多くの患者さんが受診しています。

気管支に症状が出る方が多いので、
吸入のお薬の処方が多い印象を受けます。

また、
皮膚の乾燥も日々悪化する方も増えてくるので、
保湿剤と、炎症が起こっているところに塗るステロイド剤などの
書かれた処方箋を目にすることが多いです。

プライベートではマクロビ食生活で、自分自身はいわゆる西洋薬とは少し離れたところで生活をしていますが、
必要な方に必要な時に必要な情報を届けられることをモットーに、調剤薬局での仕事をしています。

例えば、
喘息のように咳が出てしまう方に吸入薬が処方された時には、
正しく、吸入を使うことで発作が起こらない状態を作れるので、
まずは吸入のやり方と、副作用(主に口内炎と声枯れ)が出ないようにするための
吸入後のうがいについて、強調します。

また、
皮膚の乾燥をそのままにしておくと、炎症を起こし、
痒みが出て、そこをかいてしまうとどんどん症状が広がってしまい、
痒みの出る皮膚のループにはまってしまいます。

保湿剤や炎症止めの塗り薬が処方された方には
『お風呂上がりにすぐに保湿』を一番にすることを強調してお話しします。

わたしも皮膚の痒みについては、よく出てしまう症状なので、
お話にも説得力があるのか、納得したお顔をしていただけると嬉しいものです。


よろしければ、サポートお願い致します。いただいたサポートはより良い情報提供のための情報収集に使わせていただきます。