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マクロビアン薬剤師 大手チェーン薬局で働く その4

マクロビアン薬剤師 大手チェーン薬局で働く その4

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

薬剤師としてのキャリア30年を超えてから、
大手チェーン薬局のラウンダー(応援専任職)として、働いています。

キャリアの最後近くになって、いわゆる業界最大手の一つに就職して、約2年。

『今が最高!』と思えるこの時間について見つめる。

今日はその4回目。

ラウンダーとしての業務が本格的に始まって、一回きりのスポット応援から、
ある程度継続していく、期間限定の応援など、一人薬剤師から、大学病院前の大規模薬局まで、
色々な店舗に日替わりで行くようになりました。

一月に入植して、仕事に慣れてきた頃、ピカピカの一年生が入社してきました。

社会人一年生との出会いは本当に嬉しいものです。

メインで応援に行く先での一年生達、5人とは、一緒に研修会に参加することとなります。

そこで、話題に登るのが、この会社を選んだ理由。

休みが多いことと、残業代が1分単位で出ることがダントツですが、
色々な研修も受けられるという真面目なものもちょっぴりと。

自分自身がラウンダーという仕事で、各店舗を回る傍ら、
新人達も、一通りの業務を覚えると、ほかの店舗に応援に行って、
色々なテンポを経験するようになります。

これは、大手ならではの教育システムの一環で、
『経験』は何物にも変えられないと思いました。

今まで自分がいかに狭い世界にいたかを思い知らされた瞬間でもあります。

ただ、20年もの経験は自分の中に残っています。

会社の方針、ひいてはそれぞれの店舗の方針を掴めれば、
それに沿って仕事をする『黒子』に徹した仕事をするのが楽しくてたまらなくなってきました。

色々な店舗で、多くのスタッフと出会い、また応援にところで新人達との情報交換をして、
本当に仕事を楽しませてもらっています。

そしてなによりも、これは大手ならではの、国のルールに則る速度の速さゆえ、
有給取得、残業減らし、通常の休暇の取得の確保がしっかりしていて、
昨年の休暇取得を数えてみたら、年間130日以上休んでおり、
一年の三分の一は、薬剤師の仕事をしていないことになっていました。

つづく

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