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マクロビアン薬剤師 検査結果が悪いと言われたら

マクロビアン薬剤師 検査結果が悪いと言われたら

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目になりました。

薬剤師としてのキャリア30年を超えてから、
大手チェーン薬局のラウンダー(応援専任職)として、働いています。

慢性疾患のお薬を飲んでいる方は、
お薬を飲んでコントロールしている数値や、
お薬の副作用によって変動する数値、
また今お薬でコントロールしている数値に関連する項目を
数字で表すことの出来る検査を定期的に検査している方がほとんどです。

また、会社員の方は一年に一回の健康診断を受けていらっしゃいますね。

先日、生活習慣病のお薬を一種類だけ服薬している方が、
そのお薬でコントロールしている数値は安定しているのだが、
定期検診で、ある数値が基準を遥かに超えてしまい、

そのための新しいお薬は飲まずに、お酒を控えるようにと、
医師から言われたとのことでした。

そうですね。
お酒を控えて、身体をもう少し動かすようにすれば、数値の方も徐々に下がって、くるでしょう、、
と一般的なお話をしたところ、
身体を動かすことは結構やっている自信があるとのこと。

なので、お酒をどのくらい止めれば良いのか、、というお話でした。

1週間くらい止めれば、元に戻るか!?

という質問でしたので、

これは、サラリーマンの健康診断の前だけ節制をして、見せかけの数値を良くするのと、
同じだな〜思ってしまいました。

体重測定があるからと、胃の検査がなくても前の日の絶食をする女性もいました。

一時的な無理な節制をして良くなった数値は、生活を元に戻せば、元に戻ってしまいます。

お酒を控えるというのは、一定の期間お酒を断つことではなく、生活習慣そのものを見直して、
お酒の飲む回数と飲む量を減らしてそれを一生続けることです。

それを、患者さまに伝えると、苦笑いをして帰って行かれました。

患者さまはどこかで、『飲んでも良いですよ」『食べても良いですよ』という、お許しを貰いたいという気持ちが漂っている方が多く見受けられます。

そういう方には、

バッサリとNGを突きつけて、どうすれば良いのかを一緒に考えるようにしています。

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