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これからの季節こそ、温かい飲み物をゆっくりいただく

西暦2022年5月20日(金)
旧暦卯月廿日
立夏
竹笋生(たけのこしょうず)

立夏も最終日となり、みどりが眩しい季節となりました。
一歩ずつ確実に進みたいものです。

植物が大きく育ち、やがて花を咲かせるこの季節。
人間も新陳代謝が活発になっていきます。

この2年間、少し蓄えすぎたエネルギーをそろそろと発散させても良いかもしれません。

気持ちを外に向けて、焦ったり、怒ったりすることなく、
『陽』の気をしっかりと取り込んでいきましょう。

これから、梅雨から夏の季節は身体の中に『熱』や『湿気』が篭りやすくなり、
『心』が昂ってしまうことで、『動悸』が出たり、
『不眠』になってしまったり、身体全体が重だるく、
食欲不振や胃腸の調子が悪くなったりしやすい季節となります。

身体の中の余分な熱を取るために、食養生として
『夏野菜』とまと、なす、きゅうり、とうがん、すいかなどや、
『苦味』にがうり、ピーマン、みょうが
などの食材をメニューに加えると良いお話は、繰り返しさせていただいていますが、
気をつけなくてはいけないのが、身体を冷やすために『冷たい』ものを直接的に取りすぎることです。

冷たいものの取りすぎは、かえって『脾』(消化器)の働きを弱めてしまいます。

自分が胃腸が弱いと感じている人は特に、生ものを動植物共に控えて、
身体を冷やさないように、しょうが、しそ、香辛料などをうまく使ってバランスを取ることが大切となります。

マクロビで言うところの『陰陽調和』何事も『中庸』に持ってくることです。

季節が暑くなってくる時こそ、飲み物は温かいものを冷ましながらゆっくりと飲むように意識しています。

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