薬剤師が考える 夏の養生その1
薬剤師が考える 夏の養生その1
認知症健康サポーター。現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。
新型コロナウイルス感染拡大予防のための緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。
自分自身と自分の大切な人の『健康』守るため、
今、何をするべきか。
今、やるべきことの基本は同じです。
手洗い、うがい、必要時にマスク着用です。
自分自身の免疫力、健康で健全な肉体と心が
最強で最大の感染症予防となると思っています。
ココロ、カラダ、アタマすべてのバランスを常に考えます。
闘う相手はウイルスではなく、昨日の自分自身の
ココロとカラダとアタマです。
ウイルスがこの世から、無くなることはないのですから。
5月5日に『立夏』を迎え
暦の上では『夏』となりました。
これからは
『夏』の食養生です。
『夏』は、日本の場合、梅雨を経てやってきます。
大地が潤い、植物が大きく育ち、しばらくして花が咲くこの季節。
人間の身体も、汗をかきやすくなったり、新陳代謝が活発になる時です。
冬から春にかけて体内に蓄えていた、エネルギーを発散させて活動していくと良いでしょう。
気持ちを自分の内から外に向け、焦ったり、怒ったりすることなく、
『陽の氣』をしっかりと取り込んでいきましょう。
『夏・梅雨の養生食』
◎苦味を取る
暑さにより、体の中に熱や湿気がこもりやすくなるため、心が高ぶり動悸や不眠になることがあります。
ほてりなどの、体の余分な熱を取るには、夏野菜特に苦味のある食材を取り入れるのが良いとされています。
例えば
にがうり(ゴーヤ)、ピーマン、ミョウガ、菊花、緑茶など
沖縄の方がゴーヤチャンプルをよく召し上がるのは、身体の中の余分な熱を取ることに理に叶っています。
野菜炒めの中にピーマンを加えるのも良いですね。
暑い時にはついつい冷たいものを好みますが、わたしはあえて、
湯豆腐にミョウガを添えたりします。
お茶もカフェインの取り過ぎに気をつけながら温かい緑茶を飲むようにしています。
暑い時だからこそ、冷たいものの取り過ぎに気を付けたいものです。
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